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【体験談】エビリファイ錠3mg|従来の抗うつ薬で効果がない人に

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エビリファイ錠3mgは、大塚製薬株式会社が製造・販売している抗精神病薬で、脳内のドーパミン受容体やセロトニン受容体に作用します。
主成分はアリピプラゾールで、日本では2006年に承認されています。

OD錠もあり、こちらは口の中で溶けるので、飲みやすくなっていると、製造元のサイトに書いています。
「OD」で検索すると、大量服薬を意味する「ODする(overdose)」という言葉が出てきますが、過剰摂取は危険ですので やめましょう。

効き目について

使用条件に「うつ病・うつ状態の既存治療で、十分な効果が認められない場合に限る」とある通り、従来の抗うつ薬の治療で効果が見られないときに処方される可能性がある薬です。

ここでいう従来の抗うつ薬というのは、セロトニンやノルアドレナリンの働きを補うものを指します。

従来の抗うつ薬で効果が出る人は、全体の約2/3と言われています。
逆に言えば、1/3のうつ病患者には効果が見られなかったので、そういった方に対する“新たな選択肢”として登場した薬になります。

抗うつ薬の効く・効かないに関しては、抗うつ剤は症状が重い人ほど、効果が確かだと担当医に言われたことがあります。
中等症より重症の方が効く。内因性は効きやすい。環境が原因だったり、発達障害が絡んでいたりすると効きづらい。非定型(メディアは新型と書く)と呼ばれるものも効きづらい等々の傾向が見られます。

エビリファイは、幻覚・妄想などの症状を抑える。やる気がしない、何も興味が持てない状態を改善すると説明されています。
双極性障害における躁症状の改善、小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性にも効果があると添付文書にあります。
易刺激性は、自閉スペクトラム症から来る癇癪、イライラのこと。

個人的な感想

約1ヶ月だけの処方でしたので、おくすり手帳を見返すまで、飲んでいたことすら忘れていました。

なぜ、エビリファイが処方されたのか、その経緯も覚えていません。

私が言えるのは、忘れるくらいに印象がないことだけです。
この薬を処方される前後で、ほかの薬の増減はないですし、種類も変わっていません。

なので、ドーパミンに作用する薬で改善が見られるか試してみて、結果的に変化が無いと判断されたのかもしれません。

躁症状の改善や易刺激性への効果が書かれていますので、どちらかというと攻撃性に影響があるのかなと、素人考えでは思ってしまうところがあります。

余談ですが、「エビリファイ(アリピプラゾール)」は、2013年度の恩賜発明賞と発明実施功績賞を受賞しています。

恩賜発明賞は、一般社団法人発明推進協会が主催する技術分野における恩賜賞です。
恩賜とは、君主が臣下などに対し、功労を感謝して贈るもの。受賞すると、皇室から御下賜金を拝受することになります。
贈られるのは開発者や知的財産を扱う部署の人で、歴代の受賞は機械関係が多いです。
発明実施功績賞は、各発明賞を受賞した企業の経営者に贈られます。

注意事項

主な副作用として、アカシジア、振戦、便秘、口渇などがあります。
アカシジアは座ったまま、じっとしていられなくなること。振戦は、ふるえ。口渇は文字通り口の中が渇いて、多尿症や脱水症を伴ったりします。

添付文書の副作用の項目には、症状別に副作用について言及されていますが、6~7割近い確率で何らかの副作用が出ています。
また、糖尿病の人への投与に関して、重大な副作用があることが明記されています。

なお、エビリファイが定常状態に達するまでに約2週間かかるので、その間に増量しないことが望ましいとされています。
定常状態は、時間的に一定して変わらないことを言い、薬の場合は血中薬物濃度の変化具合を指します。
質の高い薬物治療を行うには、有効血中薬物濃度の範囲内にした状態を維持することが第一です。

薬学における半減期は、薬成分の血中濃度が半減するまでの時間のこと。
この半減期の値の約7倍の時間が経過すると、蓄積の加速度がなくなって定常状態に到達し、最高血中薬物濃度と最小血中薬物濃度との間を上下に変動するようになるそうです。

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