前に書いた『AIグラビアの作成方法と、Kindle出版を勧めない理由』のDLsite版です。
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AIグラビアの作成方法と、Kindle出版を勧めない理由
Stable Diffusion を利用した画像生成と、Kindle における電子書籍の話です。 AI画像の作成 上の画像は、Stable Diffusion で生成した画像です。 使用モデルは「Br ...
AIイラストの作成方法
以前はDLsiteでも実写系モデルを使った作品も販売できましたが、2024年4月3日に写実的なAI作品の取り扱い停止となり、今ではAI生成作品はイラスト系のみとなりました。
その点はFANZAと違いますが、それ以外は非常に似ています。
下記リンクは、FANZAでの同人出版について。
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AIグラビアの作成方法と、FANZAでの同人出版
前に書いた『AIグラビアの作成方法と、Kindle出版を勧めない理由』のFANZA版です。 AIグラビアの作成方法 画像の生成方法は、前に書いた通り。 上の画像のプロンプトは、下記をベースに少し変更し ...
AIイラストの作成方法は、基本的にAIグラビアと同じなので、以前の記事を読んでもらえば事足りるはず。
なお、使用するモデルはイラスト系にする必要があります。モデルの探し方に関しては、下記リンク先にて。
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商用利用可能なAI画像生成モデルの探し方
Stable DiffusionのAI画像生成モデルに関するページです。 商用利用可能なAI画像生成モデルの探し方 Stable DiffusionのAI画像生成モデルの入手先は、「Civitai」や ...
ちなみに、上の画像のプロンプトは、次の通り。
(8k, best quality, masterpiece:1.2), ultra detailed, ultra high res, an extremely delicate and beautiful, Amazing, finely detail, extremely detailed beautiful girl, extremely detailed face, extremely detailed eyes, extremely detailed skin, extremely detailed fingers, extremely detailed nose, extremely detailed mouth, perfect anatomy, young woman, full shot, upright, arms at sides, looking at viewer, woman in white dress, brown hair and eyes, smile, simple background, (Lakeside:1.1)
以下は、ネガティブプロンプトです。
(worst quality:1.4),(low quality:1.4),(normal quality:1.4), lowres, logo,
実写系モデルでベースを作成後に、イラスト系モデルで生成し直しています。
ControlNetのInpaint機能&After Detailerを使って。
DLsiteでの同人出版
DLsiteで同人出版するには、下記リンク先でアカウントを作成し、サークル登録をする必要があります。
アカウント作成後に「アカウント」→「サークル管理」と移動すれば、上の画像のページに移動するので、そこで「新規作品登録」あるいは「予告作品登録」をして申請の手続きを行います。
両者の違いは、販売開始前に作品を告知するかしないか。
作品登録ボタンを押すと、サークル選択のページに移動します。
DLsiteでは複数のサークルを登録できる模様。
サークル選択後は作品の情報を入力していきます。
CG集で必要な素材は、本編の圧縮データ、サンプル画像10枚、サムネイル画像、パッケージ画像です。
パッケージ画像のサイズはFANZAと同じなので流用できますが、画像のファイル形式が違っていたような……。
サムネイル画像のサイズは、DLsiteの方が大きいので流用できません。
価格設定も似たような感じですが、FANZAと違って申請から販売開始までが早いです。
申請の翌日には販売開始になっていたこともあるくらいなので。
とはいえ、AI生成作品の申請は月に2回まで(これを書いた時点では。その後、3回に)。
回数制限があるので、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」という気構えで挑むことはできません。
売り上げの印象は、販売開始のタイミングとセール時だけ増え、それ以外の時は売れたら珍しいといったところ。
あくまで個人的な印象に過ぎませんが、同人界隈の事情を知らない人が入っていっても、何とか小銭を稼ぐ程度になりそうな気がします。
金額設定は100と200円で試してみましたが、そこまで大きな差は出ませんでした。
おそらくは、オリジナルよりも人気作品の二次創作、CG集ではなくコミックにした方が、多くの人の目につきやすく、売り上げも上がるものと思われます。
また、オリジナルのCG集に限った話で言えば、実写とイラストでは実写の方が反応が良く、1週間後くらいから書かれた感想も反映されていましたが、イラストにしてからは売れても感想はありません。
今となっては実写系の販売はできませんが、そちらの方が需要はあったのかも。
まぁ、これは利用者の好みに沿わないイラストを生成しているだけなんでしょうけども。
いずれにせよ、これを書いている時点ではFANZAの申請は審査待ちが長く、Kindleは担当者の意向次第でアカウント自体が消える可能性があるので、貴重なプラットフォームと言えそうです。