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サイト開設から1年間のアクセス推移|稼げるページと稼げないページ

更新日:

当サイト開設から1年間のアクセス推移と、成果が発生したページに関する分析です。

開設から1年間のアクセス推移

2018年5月にドメインを取得し、当サイトを開設しました。
最初の3ヵ月間に感じたことは、下記リンク先で書いています。

新規ドメイン取得から3ヵ月で感じたこと

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画像を見ればわかりますが、2019年4月からアクセス数が増えはじめ、5月に大きく伸びています。
これは特定の記事がバズったとか、誰かに紹介されて伸びたというわけではありません。
Googleの検索アルゴリズムが変化し、幾つかのページが上位表示されるようになっただけ。
6月にガクッと下がっているのは、再度 検索アルゴリズムが変化し、今度は上位表示されなくなったから。

当サイトに検索経由で来る人の約85%は、Googleの検索エンジンを使っているので、その影響力は大きいです。
Google検索を当たり前のように使っていると、忘れてしまいそうになりますが、一企業のサービスに過ぎないんですよね。
そう考えると、一企業が持つ影響力としては、大きすぎる気もしてきます。
なお、Yahoo! JAPANの検索エンジンは、2010年からGoogleのものを使用していますが、同じ結果になるとは限りません。パーソナライズされていたりするので。

他の検索エンジンとしては、Bing、goo、DuckDuckGoなどがあります。

ちなみに、アクセスを集めていたのは、薬のページになります。
いわゆる「YMYL(Your Money or Your Life)」に絡むページなので、上位に来ないと思っていました。
多様性を重んじた結果、薬の製造・販売元のサイト、病院や医療関係者向けサイトのほかに、個人の体験談も出るようになったといったところでしょうか。

上の画像のデータで見てほしいのは、直帰率の高さです。
10人訪れれば9人は、最初に開いたページしか見ていない。そのページを見終わったら、他サイトに行くか、ブラウザを閉じています。
回遊率を気にする人であれば、その改善に取り組むことでしょう。その辺の事情は、次項にて。

「YMYL」に関しては、下記リンク先で書いています。

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リンク先では、当サイトのような内容が、稼ぎたい人にオススメできない理由も書いています。

稼げるページと稼げないページ

当サイトのような内容が、稼ぎたい人にオススメできないのは、単純に稼げないからです。
その理由は、上記リンク先で長々と書きました。

そもそも、アクセスを集めた薬のページなどは、アフィリエイトのリンクを貼っていないので、稼ぎようがありません。
もし、あのページに広告を貼るとしたら、AdSense広告くらいしかない。
個人的には、そう思っています。

稼げないページ

薬のページに訪れる人は、その薬に関する情報を求めています。
だからといって、「その薬に関心があるのなら、その薬自体を売ればいい」とは行きません。
基本、処方箋なしで買えるものは取り上げていませんし、“市販の薬で似たようなの”も聞いたことがないので……。

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そもそも、欲しいのは「薬に関する情報」であって、薬そのものではありません。
それじゃ、「薬に関する情報」が詰まっている『今日の治療薬』を紹介すれば……となりますが、おそらくは無料で得られる情報を求め、他サイトに行くだけでしょう。お金を使いたくないからです。
その辺の事情も、先のリンク先で書いています。

前項で、直帰率の高さについて書きました。
直帰率が高くなる原因は、「求めていた情報が、そのページに無い」「他に見たいものが無い」「他への誘導が不十分」など。

平均ページ滞在時間を見るに、「求めていた情報が、そのページに無い」ではないでしょう。求めていた情報があるから、3~4分も滞在しているのでしょうから。

平均セッション継続時間は、すべてのセッションの継続時間(秒単位)の合計をセッション数で割った値となります。
個々のセッションの継続時間は、セッション最後のページでのエンゲージメント ヒットの有無によって算出方法が異なります。
参照元:平均セッション継続時間

個人的な経験から言えば、この手の薬について調べているときは、他のことに目を向けられないほど、余裕がない精神状態だったと記憶しています。
薬に対して異常な執着があるので、他のものが目に入らないのです。

ただ、そういう人にこそ知ってほしい支援制度や、無料の電話相談があったので、そういった誘導はしています。
もちろん、無料の電話相談などは、アフィリエイト広告とは無縁の存在なので、そこに誘導しても何の利益にもなりません。「誰かの役に立つかもしれない」という自己満足で、紹介しているだけです。

稼げるページ

逆に、こんなサイトでも収益に繋がっているページはどこかというと、普通に商品を紹介して、アフィリエイト広告を貼っているページになります。
「普通に紹介」と言っても、商品の感想を淡々と書いているだけなので、上手に長所と短所をまとめたサイトや、専門知識に長けた人の比較レビューに比べれば、売れたのが不思議に思える内容かも。

上の画像は、「もしもアフィリエイト」のデータです。
見やすいよう、4月6日のデータだけを表示しています。
上の画像では表示されていますが、成果が発生したページがわからないことの方が多いです。

報酬額を見ての通り、大きな額ではありません。
このくらいの金額が月に数度というレベルなのが、当サイトです。正直、もっと適当にやっている他サイトの方が稼げていますので、収益だけ見れば割に合わないサイトと言えます。

そんな割に合わないサイトを運営する理由は、他ページで書いているので省略し、4月6日の成果発生の過程を追います。

この日、成果が発生したページの訪問者数は5人。
閲覧開始数も5で、直帰率は100%です。
つまり、購入者は当サイトの他ページから来たのではなく、このページに直接やってきて、通販サイトに移動しているということ。
流れを一行にすると、下記の通り。

「検索」→「商品に関するページ」→「通販サイト」→「成果発生」

当サイトの「商品を扱っていないページ」から「商品に関するページ」へ移動し、購入するケースは稀なので、「稼ぎたいだけなら、商品に関するページ以外は不要」となります。

「こんな情報がまとめてあったら、役に立つかもしれない」というページを作るのを無駄とは言いませんが、「稼ぎたいから、やる」というのは間違いという話。
本来、価値があるのは そのような情報のはずですが、それはネット上におけるボランティア活動と割り切る必要があります。収益を期待するべきものではない、という意味で。

そういったページから、「商品に関するページ」へ移動して買わせるのは容易ではありません。
稼ぎたいなら「売る商品」を決め、それを「売る」ためだけのページを作る。そんな営業行為に徹するのが、作業効率のいいサイト制作になるでしょう。

適当にやっている他サイト

もっと適当にやっている他サイトの話を書きました。
その他サイトで利用しているASPの成果データが、上の画像になります。

アフィリエイトマーケティング協会の『アフィリエイターが選ぶ「満足度1位のASP」 』といった資料に出てこないASPなので、名前は伏せておきます。
ASPとしてのピークは過ぎたような言われ方をしていますが、その当時は存在すら知らなかったので、今になって試しに利用している状況です。

「適当にやっている」と言っても、それなりに調べて記事を書いています。
ただ、当サイトのほどの文章量は無いですし、記事作成のために本を読んだり、論文を見ることもないです。たぶん、制作時間は1記事2~3時間くらいでしょう。

そんな省エネ記事のサイトの方が、当サイトよりも稼いでいるので、「稼ぎたいならそっちの方が、まだマシ」ということに。
報酬額に関しても、数十円レベルよりは上です。
まぁ、当サイトは私が運営している中で、収入面ではワーストなんですけども……。

楽天市場やAmazonでは、購入額の1%ほどが報酬というケースもざらですが、自社サイトに誘導するタイプの案件では、報酬額はピンからキリまで様々。
額が固定ということも少なくなく、無料サンプルの申し込みでも成果が発生する案件があるので、「稼ぐ」という意味では こっちの方が強力。

それでも、楽天市場やAmazonの商品リンクを当サイトに貼ったのは、単純にやってみたかったからです。
1商品に複数のリンクがある広告は、よく見かけていましたので、「WordPressを使うなら、やろう」と思っていました。
当ページにある『今日の治療薬』のリンクがそうです。

それで、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングのリンクが作れる「もしもアフィリエイト」の利用を開始。
最初は「カエレバ」を使ってリンクを作成しましたが、「もしもアフィリエイト」の「かんたんリンク」が本当に簡単だったので、今は そちらでリンクを作成しています。

同様のことは、バリューコマースの「MyLinkBox」でも可能なはず。
こちらの機能は、2019年6月6日のリリースです。
楽天市場やAmazonは、A8.netなどでもリンクを作成できますが、Yahoo!ショッピングは無いので、そちらもリンクに入れるとなると、上記のASPになるでしょう。

まとめ

稼ぎたいのなら、その商品のセールスマンになって、商品を宣伝するページを作る。
ただ、それだけの話です。

採算度外視で、役に立つサイトを作りたいなら、何も気にせず作ればいいでしょう。

間違っても、「役に立つサイトなのに、稼げない」と思ってはいけません。「稼げる」と「役に立つ」は別ものなので……。

ということを、当サイトの一年目のデータを見て、改めて思ったという結論になります。

  • B!