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障害者向け就職・転職サイトのまとめ|無料で利用できる理由

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幾つか、障害者向け就職・転職サイトを調べたので、それをまとめたページになります。

今後、新たに調べたサイトを追加したり、加筆・修正する可能性があります。

障害者向け就職・転職サイトとは

基本的には、障害者手帳を持っている人向けに、障害者枠の求人情報を提供しているサイトが、障害者向けの就職・転職サイトです。
ここで言う障害者手帳は、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のこと。

サイトによっては、申請中や申請予定でも会員登録でき、無料で利用することが可能ですが、採用時には要ることに変わりありません。

手帳を持っていなくても「通院していれば、障害者枠になる」と案内され、就職して障害者の雇用としてカウントしていたところが、「水増し」として報道されたケースもありますが……。

障害者枠や法定雇用率といった「障害者雇用促進法」絡みのことは、下記リンク先にて。

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求人情報サイトとエージェント系の違い

障害者向け就職・転職サイトの中には、キャリア・カウンセラー、またはキャリア・アドバイザーが付き、転職をサポートするサービスもあります。

具体的なサポート内容は、応募書類の添削、求人情報の紹介、面接対策や日時の調整といったもの。
多くの転職サイトで「エージェント」という名称が付くサービスなので、ここではエージェント系と表記しています。

平たく言えば、「この仕事が、良いのでは?」と提案され、そこを受ける感じでしょうか。
就職・転職サイトのように、自分一人で求人を調べ、応募して面接するのではなく、サポートする人と一緒に活動することになります。
以前、一般枠の求人でエージェント系を利用した時は、そうでした。

メリットとしては、自分で求人情報を探さなくてもいい、企業との調整をしてくれる等々。
デメリットは、自分の希望よりも、エージェントの希望が優先される場合があること。良いも悪いも、担当となるエージェント次第といったところでしょうか。
なお、上記は個人的な感想に過ぎません。

無料で利用できる理由

以下は、一般枠の情報として得たものですが、障害者枠も基本的には同じと思って書いています。

サービスを運営する側から見た「求人情報サイトとエージェント系の違い」は、どこで報酬が発生するかにあります。
求人情報サイトの場合、求人広告を掲載する際に、企業から費用を受け取ります。
エージェント系の場合、紹介した人物を企業が採用した際に、年収に応じた報酬を受け取ります。
給与面の交渉を代わりに頑張ってくれるのは、報酬が年収に比例するからです。

しかし、採用する側にとっては、できるだけ費用は抑えたいもの。
もしも、求人情報サイト経由で来た人物と、エージェント経由で来た人物が、同程度の能力だったとしたら、おそらくは前者を採用するでしょう。
そっちの方が、新たにかかる費用がないからです。

求人情報サイトの場合、求人広告を掲載した時点で費用は支払い済み。
対してエージェント系は、採用を決めた時点で払うことになるので、上記のようなケースなら、損失が少ない方を選ぶでしょう。
とはいえ、上記のようなケースは稀かもしれません。

いずれにせよ、求人情報を出している企業側から報酬を受け取るので、それを見て応募する人は無料で利用できるわけです。

求人広告の裏側

求人広告の相場ですが、とある企業の採用担当から、10年以上前に聞いた額は次の通り。
某大手転職サイトのトップページに掲載されるような求人なら、2週間で150万円。写真が少ないタイプでも20万円。
IT・Web業界の某転職サイトで、2週間で5万円。こちらは、比較的安い部類に入るところです。
そして、エージェント系の報酬は年収の25%。
このパーセンテージは固定ではなく、景気に大きく左右されているような話も聞きました。

正直、広告を出す側に立ってみると、エージェントの方が割高に思えます。
ただ、エージェント系は採用という成果が無い限り報酬を払わなくていいので、「求人広告を出したけど、採用したい人がいなかった」という費用だけかかるパターンは避けられます。
それに、採用基準に達しない人の応募が殺到し、採用担当者の業務を増やす心配がありません。もちろん、エージェントが選別していればの話です。

よく聞く非公開求人の裏には、応募が殺到すると担当者が大変という背景もあるので、人気があって応募が集中しそうな企業は、多くの人の目に触れるハローワークに出したりはしない。
だから、都市部のハローワークは失業給付金を受け取るために行く場所という言い方をする人がいるのでしょう。地方になると、ハローワークやタウン誌で探す人が、求人情報サイトより多い気がします。実情が違うので。

障害者向け就職・転職サイトのリスト

下表は、調べた障害者向け就職・転職サイトの早見表です。
こういうのを書くと、「どこが、オススメなの?」と訊かれそうですが、利用したことがないので何とも言えません。
家族に手帳の取得を反対されているので、利用できないといった方が正確でしょうか。
他の理由としては、住んでいる地域的に求人が少ない、車社会の地方だけど服用している薬のため運転不可、アフィリエイト収入があるといった事情もあります。

そんな事情があるのに調べたのは、いつか利用するかもしれないから、ある程度は把握しておこうという気持ちから。

下表の求人数は、その地域名だけで検索したら、何件の求人がヒットしたのかになります。2019年6月下旬のデータなので、日が経てば変わっていることでしょう。

サイトによって出ている求人が違うので、片っ端から登録して試してみるのがいいかも。
自分に合ったところを見つけたいなら、探す場所の数は多い方がいいでしょうから。

サイト名 求人数 特徴
アットジーピー【atGP】 東京都534件、大阪159件 障害配慮・雇用実績で検索可能
dodaチャレンジ 東京都426件、大阪142件 エージェント系ですが、地方在住でもメールまたは電話による企業紹介は可能
ウェブサーナ 東京都145件、大阪90件 雇用実績で検索可能
クローバーナビ 東京都108件、大阪64件 チェックポイント・職場環境・雇用実績で検索可能
BABナビ 東京都359件、大阪128件 配慮事項・企業の特徴で検索可能

各サイトの評判や口コミについて

下記の通り、転職サイトごとに運営会社や特徴などを調べたページがあります。

アットジーピー(atGP)の評判|障害者向け就職・転職サービス

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各ページで、転職サイトの評判や口コミに触れていますが、口コミを集めて書いたわけではありません。
どういったサイトに行けば、どんな口コミがあるのか。そのことがメインです。

探し方で手っ取り早いのは、「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)」の利用です。
調べたいサイト名を入れれば、「教えて!goo」や「Yahoo!知恵袋」といったQ&Aサイトの質問も出るので、各サイトに移動して探すより早いでしょう。

Googleなどで「サイト名+評判」で検索すると、一次情報ではなく、二次情報として加工されたものが、目につきやすいかもしれません。
なので、一次情報を見たい人向けに、上記のようなことを書いています。

匿名掲示板やSNS

ほかに、匿名掲示板やSNS内での検索といった方法も手軽です。
ただ、ネット上で口コミを見る際に気をつけたいのは、どういう人が集まる傾向のサービスで、どんな人が書き込みやすいのかということ。

例えば、Yahoo!知恵袋なら「知恵コインの収集にハマッている」「誰かに何かを教えるのが好き」「質問者に一言、言ってやりたい」「自分の知識を披露したい」といった人の利用が考えられます。
SNSは、「承認欲求が強い」「何かを発信したい」「誰かと繋がりたい」感じの人が、利用者像として想像しやすいでしょう。
匿名掲示板は、「便所の落書き」と称されることもあるスペースです。
共通点は、「釣り」と呼ばれる投稿があることでしょうか。人を引き寄せることが目的の行為なので、真面目に相手をすると「釣られた」と言われるでしょう。
まぁ、改めて書くまでもないこと かもしれませんが。

「悪事千里を走る」ではないですが、悪い話ほど拡散されやすいので、ネット上の口コミばかり気にしていると、前に進めなくなるような気がします。
特に、就職・転職に関しては、うまくいかなかった人ほど、口コミを書く可能性が高いです。理由は、暇だから。

忙しい人と暇な人なら、どっちが書くかと言ったら、暇な人です。
ということは、「そこを利用して、仕事が決まりましたか?」という質問に、仕事が決まって忙しい人は答えづらい。そう考えると、投稿内容によっては微妙という話です。

逆に、就職できたけど「こんな酷い目に遭った」という書き込みを 目にすることもあるでしょう。
それが事実の場合もあれば、本当は非が投稿者にある捏造話ということも。見る際には、その辺の見極めが重要になるでしょう。

個人的には、無料でサイト登録ができるのなら、自分で体験する方が早いし、確かな気がします。
まともな考え方の人が書いたのかも不明な評判に時間を費やすより、どんな企業が求人を出しているのか調べる方が、時間の使い方としても有意義でしょうし。

障害者の就職事情

障害者の就職を調べていた感じたのは、障害による違いでしょうか。
目に見える障害と、そうでない障害では、配慮するポイントも違いますし、治る可能性という意味でも違います。

精神障害者保健福祉手帳は、精神症状が軽快して保持する理由がなくなれば、返還します。
治る可能性があるものなので、更新する必要もあります。
就職した時点で、等級が変わることもあるでしょう。「働ける状態にない」というのが、ひとつの目安にもなるので。

障害者でなくなれば、障害者枠から外れる。
採用した側からすれば、法定雇用率が変化する可能性がある障害者と、そうでない障害者では、“考える今後”も違うでしょう。

この辺に関しては、「一般社団法人 東京TSネット」の記事が興味深いです。

そういう事情があるからか、はたまたサイトの方向性なのか、利用者の声が身体障害の人ばかりというサイトも……。
なので、自分と同じ障害を持つ人が雇用された企業か否か、容易に絞り込める「雇用実績」というチェック項目があるサイトは便利です。
また、BABナビなどは「月給20万円以上」「年収350万円以上」といった具合に、給与ベースでの求人検索もできますので、一般枠との給与差を比較しやすいかも。
ちなみに、求人数を調べたのと同じ日に見たところ、年収500万円以上は4件でした。

就労移行支援の利用

クローバーナビについて調べたページでも書いていますが、転職サイト経由の就職に加え、今後は就労移行支援 利用者の就職が増える気もします。

その理由は単純で、支援施設に通所している人の方が、採用を判断する情報が多いというもの。
まず、通所しているので、通勤は問題なさそうだと判断しやすいです。
「自宅療養していた人を採用したはいいけど、具合が悪くて通勤もままならない」では、採用担当者は「なんで選んだのか」と社内で言われるかもしれません。
雇用に絡む諸手続き、退職に絡む処理を考えると、すぐに辞める人を採るのは、お金と時間の浪費……。
それを避けるなら、施設に通所している人を選んだ方が、「通えている」分だけ、可能性は高いと判断しても不思議ありません。

次に、通所していれば施設の人と接するので、施設側に問い合わせることで、利用者の人となりを知れます。
人物像がわかれば、採用の判断がしやすいというもの。
これは毎日のように通所している施設だから可能なこと。
登録者と面談する就職・転職情報サイトもありますが、一度や二度 会ったくらいでは、人となりまでは わからないでしょう。

就労移行支援を利用するデメリットもあるでしょうが、利用を考える価値は あるのではないでしょうか。

就労移行支援のまとめ|事業所による違い

幾つか、就労移行支援事業所を調べたので、それをまとめたページになります。 今後、新たに調べた事業所を追加したり、加筆・修正する可能性があります。 就労移行支援とは 端的に言えば、就労移行支援は一般就労 ...

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就職の面接で、「強みは何ですか?」といった質問は定番です。
中途採用なら、「前職で一番大変だったことは何ですか?」という“苦難の乗り越え方”もセットで答える質問があったりするので、自分を分析して売りを探すのは大事なこと。

そういった自己分析のほかに、ストレスに感じやすいこと、作業の向き不向きを知るのも、長く勤めるためには必要かもしれません。
ある程度の年齢や経歴になると、就活生のような適職診断は不要でしょうが、そうでないなら受けてみるのもいいでしょう。

以下は、障害者向けのサービスではないですが、無料で幾つかの診断ができるので、参考になるかもしれません。

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