いくつか就労移行支援事業所を調べてきた流れで、「チャレンジド・アソウ」もチェックしてみました。
チャレンジド・アソウとは
チャレンジド・アソウは、福岡、広島、大阪、愛知にある就労移行支援事業所です。
就労移行支援事業所については、別ページにて。
-
-
就労移行支援のまとめ|事業所による違い
幾つか、就労移行支援事業所を調べたので、それをまとめたページになります。 今後、新たに調べた事業所を追加したり、加筆・修正する可能性があります。 就労移行支援とは 端的に言えば、就労移行支援は一般就労 ...
最大の特徴は、特例子会社だということでしょうか。
特例子会社は、親会社の障害者雇用に特別の配慮をした子会社です。言うなれば、障害者雇用に特化した会社で、親会社の障害者雇用枠を代わりに埋める存在。
チャレンジド・アソウの親会社は、総合人材サービスの株式会社アソウ・ヒューマニーセンター。
株式会社チャレンジド・アソウ
株式会社チャレンジド・アソウの事業開始は、2013年。
親会社の株式会社アソウ・ヒューマニーセンターが、旧社名である株式会社アソウ・テンポラリーセンターとして設立したのが1984年。
言わず知れた“麻生グループ”です。
政治家の麻生太郎氏の「麻生」という意味で。
就職実績
他所だと、今までに就職した人の数が掲載されていますが、チャレンジド・アソウでは見当たりませんでした。
ただし、就職後定着率は93.1%となっています。
細かな数字が出ているので、結構な母数があると見れますね。
就職後の雇用形態は、契約社員が75%、パート社員が25%、正社員が5%。
合計値が5%オーバーしていますが、複数のパートを掛け持ちしている人もいるのでしょうか。
業種は、サービス、IT、運輸など。
なお、利用者比率は、男性63%、女性37%。年齢層は20代の39.2%、30代の28.1%、40代の17.6%と続きます。
障害種別は、精神障害が61%と圧倒的。身体障害は13%でした。手帳なしの方も1割います。
利用の流れ
- 電話か問い合わせフォームから連絡
- 見学と相談
- 体験利用
- 市区町村への申請
- 契約(受給者証の発行、事務所と契約)
- 利用開始
事業所でこなすカリキュラムは、ビジネスマナー、ビジネスコミュニケーション、パソコン操作、実務実習(事務業務や商品管理業務など)、CCフィットネス(適度な運動)、eチャレ(視聴型のeラーニング教材)など。
eチャレの内容は、HTML入門講座、Excel入門講座、全経簿記入門講座、プログラミング入門講座、Illustrator入門講座、Photoshop入門講座。
カリキュラムの時間割は、事業所単位で公表されています。
「チャレンジド・アソウ」の評判
Googleで「チャレンジド・アソウ 新大阪事業所」などで検索すると、事業所単位で「Google のクチコミ」が見られるので、最寄りの事業所の評判を知るには いいかもしれません。
ただ、全体的に口コミは少な目。新大阪事業所と広島事業所以外は、0~1件くらいしかないので、あまり参考にならないかも……。
なお、この口コミ件数は記事作成時のものです。