うつ病になったら、アフィリエイトで収入を

うつアフィ

うつ病になった経緯

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うつ病になった経緯を書いています。同じ症状の人が読むと、自分の辛い体験を思い出し、気が滅入る可能性があります。

仕事は開発系とだけ書いておきます。

転職してからの出来事

転職して一ヶ月ちょっと。

まだ業務に慣れていない段階で、所属するチームのリーダーが休暇を取ることに。

「今は、特に大きな動きは無いから」

そう言って、旅行に出かけていきました。

ところが、クライアントから予定外の要求が突きつけられたのです。

要求内容をスケジュールで確認したら、かなり後になっていました。

「何かの間違いではないか」と問い返したかったのですが、決定事項として話が進んでいきます。

休暇に入ったリーダーが、スケジュールに落とし込んでいなかった?
チームに伝えていなかっただけ?
そんな疑問が残る中、旅先から「要求に応えるように」と指示が出ます。

ただし、対応するのは私一人で、他のメンバーは別の案件に集中するようにという内容でした。

指示されたからといって、急ピッチで作業をしても間に合うようなレベルではありません。

例えるなら、お米も研いでいないのに、1分後に炊き立てを出せというようなもの。

残業はもちろん、家に持ち帰って作業しても、クライアントが望む形には、程遠い結果となりました。

怒った相手に「責任者を出せ」と言われても、リーダーが不在ですから、私が応えるしかありません。
平謝りするだけでした。

約束や会議の話をされても、その場にいなかった私には何も言えません。
出てくる言葉は、「申し訳ございません」だけ。

本来であれば、会議の内容をチーム内で共有すべきなんでしょうが、リーダーが口を開かない限り、チームの人間には会議があったことすら把握できない状況でした。
よく、訊かれれば教えるという人がいますが、知らないことは訊くこともできません。

この後、クライアントの信頼を取り戻すべく、スケジューリングをし直して、開発業務をすることになります。
そこで、リーダーが作成したスケジュールや仕様と、相手の認識が大きくずれていることが発覚。

こういう風に書くと、酷いリーダーということになりますが、それぞれに落ち度というのはあります。

私には、相手に現状を報告する義務があったでしょうし、上長に相談するのも手だったでしょう。

他のメンバーやクライアントにも、問題の悪化に繋がった要素はありますが、ここは省略させていただきます。

ただ、クライアント側の社長には、別の問題があったように思います。

「うちの会社は24時間体制だから、そっちも合わせろ!」

そんな風に言ってきたこともあります。
休みの日に電話をかけたら、誰も出なかったので腹を立てたようです。
無論、向こうだって24時間体制で働いているわけではありません。
何事も思い通りに進まないと、癇癪を起こす人らしく、向こうのスタッフも会議で「言いすぎだよね」と言っていたのを覚えています。

増えていく労働時間

このクライアントと付き合うことになり、残業時間は増えていく一方でしたが、みなし残業の会社だったので給与は増えません。

みなし残業というのは、毎月の残業代が固定になっていること。残業してもしなくても、「このくらい残業するだろう」という額が支払われます。
残業せずに帰った方が得ですが、そんな都合よくはいきません。実際には、定額働かせ放題になっていました。

ただし、いくら みなし残業と言っても、月の残業時間が一定時間を超えると、残業代が支払われるようになります。
そうなると、会社としては開発費としてもらっている額をオーバーする可能性が出てくるので、早く帰らせようと追い出しにかかります。
「作業は終わらせろ」「残業はするな」ということで、自宅作業の日々でした。
休みの日も、自宅でパソコンと向き合っていました。

先に別の案件の話を書きましたが、開発は同時進行していました。
同じようなものを作るから、それぞれから開発費を受け取り、片方の開発費で完成させたものを、別の方でも使うという算段です。

これは先に行う開発が、順調にいくことが前提になります。
つまり、片方の開発が遅れれば、必然的にもう一方も遅れる。
後にされた方は、まだかという気持ちが日増しに募っていく。
ということで、今度は別の案件が炎上します。

体の異変と診察

この頃から、朝起きた後に胃液を吐き、なかなか寝付けなくなります。
眠ったとしても浅い眠りだけで、まったく疲れが取れていない状態。
睡眠時間も、長くはありませんでした。

こんなことを書くと、変な奴だと思われるかもしれませんが、横になって寝るのが苦痛で、座ったままじゃないと眠れない日もありました。
横になると肺があばら骨に引っかかる感じになり、息苦しさを覚えたのです。

開発が進むにつれ、何か食べても吐くことが多くなりました。

「どうせ、吐く」

そう思うと食欲も失せ、ゼリー飲料で最低限の栄養を取るようになりました。
健康のためにと、飲むヨーグルトを定期的に買っていたのですが、乳酸菌飲料は口に含んだだけで吐く始末。

きちんと食事を取れていないせいか、頭の働きが鈍くなり、このままでは業務に支障をきたすと判断。

退職を決意します。

転職してから日が浅いとか、そういうことも考えましたが、このまま続けても会社にも自分にもメリットは無い。そう思ったのです。

しかし、社長に止められてしまいます。

心療内科へ

症状を聞いた社長は「心療内科に行け、今週中に」という指示を出しました。

適切な指示に思えるかもしれませんが、「今週中に行け」と言われて行けるほど、都内の心療内科は空いていません。

どこに連絡しても予約するように言われますが、早くても予約は来週以降というのが普通。
それだけ患者が多いのでしょう。

もう少し元気な状態だったら、根気よく良さそうなクリニックを探したかもしれません。
でも、そのときの体調は最悪でした。

予約なしで診てくれるところを探し、怪しげなクリニックに辿り着きます。

あまりに特徴的なクリニックなので、院内の雰囲気を書いただけでわかる人もいるでしょう。

中に入ると、脱毛機器の動作音が聞こえてくるところは、そうそう あるものではありません。
近くに脱毛サロンがあるのではなく、そのクリニックで脱毛もしているのです。
正確には、メンタルクリニックもしている脱毛サロンと言うべきでしょうか。

心療内科に行くと、安らげる音楽を流していたり、光を多く取り入れていたりすることが多いですが、そのクリニックは明るさや音楽とは無縁で、清潔感に欠ける場所でした。

見るからに怪しい場所でしたが、今週中にという指示があったので、診てもらうことにしました。

そこでの診断結果は「初期のうつ」でした。

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