パソコンの電源を入れたとき、黒や青い画面に「EFI PXE 0 for IPv4... boot failed.」というエラーメッセージが表示されて驚いたことはありませんか?
「パソコンが壊れてしまった!」と焦るかもしれませんが、画面の「OK」をクリックで問題なくWindowsが起動するのであれば、パーツの故障ではありません。
この記事では、マウスコンピューターなどのPCでよく発生するこのエラーの原因と、毎回「OK」を押さなくても一発で起動するようにする根本的な対処法をわかりやすく解説します。
※ 運営者の経験をもとにAI生成した文章です。
1. 「EFI PXE 0 for IPv4 boot failed」が出る原因は?
画面に表示されている英語を文字起こしすると、以下のようになっています。
EFI PXE 0 for IPv4 (~MACアドレス~) boot failed.
このエラーの根本的な原因は、「パソコンがWindows(OS)を探しに行く順番が狂ってしまっていること」です。
パソコンは起動した際、あらかじめ決められた「起動順位(リスト)」に従ってWindowsを探します。エラーが出るパソコンでは、裏で以下のようなことが起きています。
- 第1候補:ネットワーク(PXE)から起動しようとする。電源を入れると、まず「Checking Media...」と表示され、ネットワーク上に起動システムがないか探しに行きます。しかし、一般家庭では使わない機能のため「見つからなくて失敗(boot failed)」とエラーが出ます。
- ユーザーが「OK」を押す。エラー画面で「OK」をクリックすることで、パソコンは第1候補を諦め、次の候補へ進みます。
- 第2候補:内蔵SSD/HDDから起動する。ここで無事にWindowsが見つかるため、何事もなかったかのようにデスクトップ画面が立ち上がります。
つまり、部品が壊れているわけではなく、「最初に探す場所を間違えているだけ」なので安心してください。
2. なぜ起動時に「F2」や「Delete」キーで設定画面(BIOS)に入れないの?
この順番を直すには「BIOS(バイオス)」というパソコンの設定画面を開く必要があります。
マウスコンピューターの場合、電源ON直後に「F2」や「Delete」キーを連打することで入れるのが一般的ですが、「キーを押しても無視されてエラー画面になってしまう」というケースが多発しています。
原因は、Windowsの「高速スタートアップ」という機能です。
この機能が有効だと、パソコンは完全に電源が切れておらず「少しだけ眠っている状態(休止状態)」で終了します。そのため、次に電源を入れたときにキーボードの入力を受け付けず、一瞬で起動処理を進めてしまうのです。
また、Windowsの「サインイン情報の保存(アプリの再開)」機能が働いていると、再起動した際に前回開いていたFirefoxやChromeなどのブラウザが勝手に立ち上がることがありますが、これもパソコンの故障ではなくWindowsの仕様によるものです。
3. 【一発起動】エラーを根本から直す対処手順
キーボードの連打で設定画面に入れない場合は、Windowsの画面から強制的にBIOS(UEFI)を呼び出す方法が最も確実です。以下の手順を試してみましょう。
※ UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)は、パソコンの起動時にOSより先に動作し、ハードウェアの初期化やOSとの橋渡しを行う業界標準のファームウェア仕様。従来の古い「レガシーBIOS」に代わる現代の標準。
手順①:WindowsからBIOS(UEFI)を強制起動する
- Windowsの画面左下にある「スタートボタン(ロゴマーク)」から、歯車マークの「設定」を開きます。
- お使いのOSに合わせて進みます。
1.Windows 11: 「システム」 > 「回復」 をクリック
2.Windows 10: 「更新とセキュリティ」 > 「回復」 をクリック - 「PCの起動をカスタマイズする」(または「今すぐ再起動」)ボタンをクリックします。
- パソコンが再起動し、青い背景の「オプションの選択」画面が表示されたら、以下の順にクリックします。
1.「トラブルシューティング」
2.「詳細オプション」
3.「UEFI ファームウェアの設定」 - 最後に「再起動」をクリックします。
これでキーボードを連打しなくても、自動的に英語の設定画面(BIOS)が立ち上がります。
手順②:緑色の画面(Boot Menu)から「Setup」へ進む
マウスコンピューターの一部の機種では、強制再起動を行うと、おなじみの青い画面ではなく緑色の背景の簡易メニュー画面(「Boot Manager」「Boot from files」「Setup」などが並ぶ画面)が表示されます。
- 画面内にある 「Setup」(または 「Setup Utility」)という項目を、キーボードの矢印キーで選んでEnterキーを押します。
- これでクラシックな詳細設定画面に切り替わります。
手順③:原因の「PXE Boot」を無効化する
Bootタブを選択して詳細設定画面を進むと、エラーの元凶となっている以下の項目が見つかります。
- Network Stack: Enabled(有効)
- PXE Boot: UEFI:IPv4
この「PXE Boot」が「UEFI:IPv4」になっているせいで、起動時に毎回ネットワークを最優先で探しに行っていました。
- 「PXE Boot」 の項目を選択してEnterキーを押します。
- 選択肢から 「Disabled(無効)」 を選んでEnterキーを押します。
※ もしPXE BootにDisabledがない場合は、1つ上の「Network Stack」自体を「Disabled」にしてください
手順④:設定を保存して終了する
- 設定が変わったら、キーボードの 「F10」キー を押します。
- 「Save & Exit(保存して終了しますか?)」と聞かれるので、「Yes」 を選んでEnterキーを押します。
※ 「Save & Exit」 = 「F10 キー」ということも。
まとめ:設定変更で無事に一発起動
この設定を行うことで、「Checking Media...」という無駄な読み込みも、青いエラー画面も完全にスキップされるようになりました。
「毎回、OKを押せば動くから……」と思って放置していましたが、余計な手間が減ると気持ちが良いものです。