【体験談】コロネル錠500mg｜過敏性腸症候群治療剤

アステラス製薬「コロネル錠500mg」の感想です。

下痢や便秘の安定剤として処方されている薬で、パッケージには過敏性腸症候群治療剤と記載されています。

コロネル錠について

アステラス製薬「コロネル錠500mg」は、下痢や便秘を改善する薬と説明書にあります。

腸内に届くと水分を吸収して膨らむので、下痢なら軟便になり、便秘なら水分を吸収したものが腸を刺激して出る感じでしょうか。

水分を吸収する性質があるので、水分自体が足りないとダメでしょうね。
そのため、説明書では「多めの水（200mL・約コップ1杯）」で飲むよう指示されています。

水分不足で便秘になる人も少なくないでしょうから、この多めの水を飲む行為だけでも、効果が出そうな気もします。

それ以前に、多めの水がないと飲むのが困難ですが……。

大きさ

コロネル錠の幅は1.5cm以上あるので、物理的に飲みにくいです。

思い切って飲み込まないとダメですし、飲み込んでも喉に残っている感じになることも少なくないので、どっちにしろ多めの水は必要でしょう。

また、水分を吸収する性質があるので、長いこと口の中に入れていると膨らんで飲み込めなくなるそうです。
優柔不断な人には不向きな薬ですね。

個人的な感想

飲み始めてから1週間で感じたのは、下痢はしなくなったなということ。
柔らかい便をする回数が増えた気がします。

便を出す作用に関しては、あまり感じられません。
結局のところ、下剤の類を飲んで出しているように思えます。

とはいえ、下剤の影響で下痢気味になることもなく、腹痛を伴う排便にならないのは有難いところ。

処方される際、効果が出るには期間が要ると言われましたが、数日くらいでも効果のようなものは少し感じられました。

処方された経緯

以前から便通に難があり、放っておくと便秘になる状態でした。
便秘が酷くなると下腹部の張りが強くなり、座っているのが辛い状況に陥るので、消化器内科に行き、いろんな薬を処方されてきた経緯があります。

腸の調子を整えるものから、溜まったガスを出す効果があるものなど、便通に関係しそうな薬を飲んでいった結果、下剤の類を常用するようになりました。

具体的には、下記のような薬です。

今も飲んでいるのは、下記の漢方薬。

今のところ、これが便を出す効果がもっともあるように思えます。

ただし、排便時に痛みを伴ったり、酷い下痢に陥ったりすることもあるので、一日おきに様子を見て飲んでいました。

コロネル錠を飲むようになってからは、そういった痛みや下痢は抑えられていますが、それ以外の改善点は見られないかも。

余談ですが、病院で処方された薬以外では、下記のようなものを購入し、使用した経験があります。