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【体験談】トリメブチンマレイン酸塩錠100mg「日医工」

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トリメブチンマレイン酸塩錠100mg「日医工」は、日医工株式会社が製造・販売している胃腸運動を正常にする薬で、「慢性胃炎における消化器症状」「過敏性腸症候群」などの治療に用いられています。

一言で書くなら、消化管運動調律剤。

効き目について

先に書いた通り、消化器症状を抑える効果があるとされています。

トリメブチンマレイン酸塩を有効成分にしている薬に「セレキノンS」があり、そちらの作用機序には「消化管平滑筋へ直接作用して消化管運動を調律する」「消化管の筋層間神経叢のオピオイド受容体を介しての調律作用」と書かれています。

トリメブチンマレイン酸塩錠100mg「日医工」の作用機序も同じような内容ですが、セレキノンの方が詳しかったので、そちらをベースに説明します。

作用機序にあった「平滑筋」は、自分の意思で収縮できない「不随意筋」に分類されます。いわゆる内臓の壁を成す筋肉など。
骨格筋が運動神経支配、心筋や平滑筋は自律神経支配です。

筋層間神経叢(アウエルバッハ神経叢)は、消化管にある自律神経線維網の名前といったところ。
消化管は層になっています。その幾つかある層の間にあり、平滑筋の運動に関与する箇所が、筋層間神経叢です。

オピオイド受容体は、オピオイドが結合する受容体。
オピオイド自体の意味としては、ケシ由来の鎮痛剤的なものがあります。受容体には種類があり、セレキノンが作用するのはオピオイドμおよびκ受容体です。

ということで、自分の意思で収縮できない筋肉に作用する薬で、その作用方法は消化管にある受容体を通して自律神経に……となります。

作用した結果、活発な腸管では消化管運動を抑制し、そうじゃない腸管では消化管運動を活発にさせるので、便秘にも下痢にも効果があると報告されているのでしょう。

「慢性胃炎における消化器症状」には、「腹部疼痛」「腹痛」「吐き気」「腹部膨満感」などがあります。

個人的な感想

整腸剤として「ミヤBM錠」を処方された際、ファモチジンOD錠10mg「Me」と共に出されています。

ファモチジンOD錠10mg「Me」のページでも書きましたが、診断時の症状の改善という意味では、「ミヤBM錠」だけでよかった気もします。

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とはいえ、これも出しておいた方が良さそうな症状を言ったのだと、今となっては思います。

なお、副作用として書かれているような症状は出ませんでした。
食欲不振、だるさ、吐き気、口やのどの渇き、便秘、下痢といった症状です。

効果に関しては、処方された10日分を使い切った後、ミヤBM細粒だけになっても、症状が改善した状態が続いているので、個人的には飲まなくてもよかった薬かも。

下痢や便秘に用いられる他の薬としては、コロネルやイリボーなどがあるようです。

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