冷凍肉などを溶かしやすくする解凍プレートの感想です。
購入理由
置くだけで冷凍した肉や魚が急速解凍とあったので、本当だろうかと試すために購入しました。
具体的なスピードは、豚肉130gが20分くらいだと商品ページに書かれています。
といっても、プレートに接する面積や厚さによって、その効果のほどは大きく変わるでしょう。当然と言えば、当然ですが。
解凍データは、温度22℃・湿度55%の条件下でのもの。
解凍時間の目安は、自然解凍でかかる時間の五分の一くらいでしょうか。
解凍プレートの材質は航空アルミ合金ですが、金属だからって火にかけるのはNGですし、まな板代わりにして刃物を使うのも駄目です。
洗うときも、金属たわしを使ってはいけません。
大きさはSサイズが約16.5×約23cmで重さ201g、Mサイズが約20.8×約29.5cmで重さ319gです。
購入したのは、Mサイズになります。
上の写真を見ての通り、海外輸入商品で文字表記は英語のみ。
プレートの厚さは、写真の通り。
見た感じは、金属の板。溝のある下敷き。
使ってみた感想
上の写真は、左側が冷凍していたパック肉をのせた直後、右側が約20分後。
表面の氷が減っていますが、自然解凍と大差ないですね。
パック肉は見た目ほどプレートに接する面積が大きくないのが原因でしょう。
上の写真は、上部が氷を陶器の皿とプレートにのせた直後、下部が約5分後。
溶けるスピードがまったく違うのがわかります。
とはいえ、揚げ物を置く鉄製のフライバットを使っても、通常より早く溶ける氷は再現できます。
金属は熱を伝えやすいので。
解凍プレートにアルミが使われているのが、アルミの熱伝導率は紙の4000倍、鉄の約2.8倍あるからでしょう。
ちなみに、銅の熱伝導率はアルミニウムの約1.7倍になります。ただ、アルミニウムは銅と比べて安価なのがポイント。