コーヒー粉を再利用した感想です。
使用済みコーヒー粉
上の写真は、コーヒーを抽出した後の粉です。
コーヒー豆のカスと表現されることもあります。
1日18gほどのコーヒー豆を使用していますが、1週間から10日くらいで上の写真の容器がいっぱいになっていますね。
豆の計量には、シロカ「ドリップ式コーヒーメーカー」に付いてきた1杯3gサイズのスプーンを使っています。
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その方が香りが長持ちするので。
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とはいえ、自宅でサッと挽いているせいか、よく見ると豆の形状を維持したのが何個か残っています。
この使用済みコーヒー粉は、そのままでもコーヒーの香りを漂わせ、好きな人には良い香りとして楽しめる代物です。
ただ、きちんと乾燥させずに放置しておくと、カビが生えてくることも。
再利用
上の写真は、澤井珈琲でコーヒー豆を購入すると付いてくる香り袋です。
香り目的の再利用としては、ここの香り袋を参考にするといいかも。
以前は、もっと簡素なパッケージでした。
よく紹介されている再利用方法としては、消臭剤や除湿剤、靴の消臭、魚焼きグリルの脱臭などがあります。
コーヒー粉には、活性炭の5倍の消臭効果があるとか。それは、微細な穴が無数にあり、悪臭成分を吸着するからだそうです。
前項でも書きましたが、使用にあたっては よく乾かすのが前提なので、それを毎度やるのは億劫ですね。
なので、私は肥料にすることが多いです。
植物の成長に必要な窒素やカリウムが含まれているので、土に混ぜ込むことで植物の生育を助けるとか。
コーヒーには酸味があるので説明するまでもないかもしれませんが、酸性を好む植物には相性のいい肥料となりますが、そうじゃない植物相手だと逆効果かも。
私の家の場合、収穫した野菜の可食部以外を捨てておく場所があるので、そこに混ぜこんで放置している感じです。そんな感じでも、何となく良い具合に仕上がっている気がしますが、土壌の成分検査をしているわけじゃないので、根拠のようなものはありません。
あと、土の表面の乾燥防止や、雑草抑制目的で撒くこともあります。
使用済みコーヒー粉は、雨が降れば水を吸い込み、晴れた日が続いても乾くのに時間がかかるので、痩せた土壌の保湿効果があるように思います。さらには、土の表面を覆うことで、雑草を生えにくくする効果もありそうです。というか、実際にやって思うのは、生えてくる雑草が限られる印象。
これは個人的な体験談なので、専門家の見解は違うかもしれません。
また、これをやるとコーヒーを好む蟻などが集まってくることが少なくないですね。
よく再利用法のひとつとして「虫よけ」が書かれていますが、すべての虫がコーヒーの香りを嫌うわけじゃないので、その点は留意が必要でしょう。
まぁ、蟻の関心はコーヒー豆の香りではなく、油分かもしれませんが……。
余談ですが、先に紹介した澤井珈琲で買い物をした際に付いてくるチラシを集めると、ドリップバッグが貰えます。
以前は、コーヒー豆の保存缶でした。