プラス株式会社のホッチキス「フラットかるヒット」の感想です。
「フラットかるヒット」の感想
「フラットかるヒット」の型番は、ST-010VNH。
色がホワイトなので、注文コードは 30-718。
「ブリスターパック」という針が付属した商品になります。
付属していないタイプだと、定価が30円安くなり、型番の末尾がVNに。
定価は720円ですが、548円で購入しました。
購入理由と針について
長らく100均で買ったホッチキスを使っていましたが、10枚以上の紙を止める必要があった際、買い換えを決意しました。
10枚以上になると、100均のホッチキスでは、かろうじて針が貫通している状態で、止めているとは言い難かったので。
「フラットかるヒット」に付属している針は、No.10。小型の10号が300本です。
針の種類は他に、「Vaimo」と呼ばれるホッチキス専用のNo.11、中型のNo.3、大型の12号シリーズの1210FA-H、大型特殊用途使用針のNo.1などがあります。
いずれ、付属の針を使い切り、新たに買う必要が出てくる気がして、5,000本入りの箱も購入しています。
こちらは、正直言って要らなかったかも。
300本を使い切るのは相当後になりそうですし、さすがに5,000本は多かったなと……。
価格は、5,000本で173円でした。
フラットかるヒットの使用感
100均の使い慣れたホッチキスの後だと、綴じている感触が無さ過ぎて不安になります。
「あれ? 綴じ終わったんだよな?」と思い、止めた箇所を確認してしまうくらい、綴じるのに力が要りません。
紙の束を綴じるときも、従来のホッチキスのように、力む必要が無いんです。
「いつの間にか、ホッチキスは進化していたんだな」と、ちょっと驚きました。
以前は、針を新しく入れると、うまく装填するために、最初の1本を空綴じして、無駄にしていましたが、その必要もありません。
あと、小さい。カードサイズです。
全体的に楽になっているので、頻繁にホッチキスを使う人は、新しいのに変えた方が、作業効率が上がるでしょう。
100均ホッチキスとの比較
かなり前に購入した100均ホッチキスなので、今は もっといいのが売っているかもしれませんが、その点は考慮せずに進めます。
写真は、針と止めた後の比較です。
右下にあるのが、使用したホッチキスになります。
針足が平らになるので、綴じた用紙を重ねて かさばりません。
一見すると、旧来の綴じ方の方が、誤って綴じた紙をバラしやすいように感じます。
ですが、湾曲した針より、真っすぐな針の方が、紙の穴を抜けやすい。個人的には、そう思いました。
湾曲していると、針を抜く際にひっかかり、穴が広がったりするので……。
ちなみに、フラットかるヒットは、コピー用紙で最大32枚綴じられます。
最初に書きましたが、写真の100均ホッチキスは、10枚くらいで限界が見えました。
何度も折りたたんだ紙を綴じ、比較したのが上の写真です。
針が通っているのがフラットかるヒット、貫通しなかったのが100均ホッチキス。
長いこと使ってきた100均ホッチキスなのに、比較材料にして悪い気もしますが、「こんなにも変わったよ」と伝えるために、撮っています。
余談ですが、専用の針があるVaimoだと、80枚までOKだったりします。
とはいえ、80枚綴じモデルの希望小売価格は、税抜き4,400円。
40枚綴じのモデルでも、希望小売価格は税抜き1,200円します。