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狙い目キーワードの検索数は、いくつか?

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「検索順位別のクリック率」と「検索数」から、集客における“狙い目”を計算してみました。
最終的に求めている答えは、「狙い目なキーワードの検索数は、いくつか?」です。

検索順位別のクリック率

Backlinkoのデータ

参照元:500万の検索結果を分析した結果、自然検索のクリック率についてわかった10の事実 | アイオイクスのSEO・CV改善・Webサイト集客情報ブログ|SEO Japan

検索順位別のクリック率は、Backlinkoのデータを用います。
874,929ページと5,079,491キーワードのクリック率データを分析したところ、Googleの自然検索におけるクリック率は、次の通りだったそうです。

1位は、平均で31.7%。
2位は、24.71%。
3位は、18.66%。
4位は、13.60%。
5位は、9.51%。
6位は、6.23%。
7位は、4.15%。
8位は、3.12%。
9位は、2.97%。
10位は、3.09%。

ここまでが1ページ目の表示です。
0.78%しか、2ページ目以降に表示されているページをクリックしないので、1ページ目以外は検証対象から外します。

10位より9位の方が、わずかですがクリックされていないんですね。
ページの最後まで行き、見るものがないと最後のを見る。そんなところでしょうか。

検索数の調べ方

どんなキーワードで、どのくらい検索されているのか。
それを調べる方法でメジャーなのが、キーワードプランナーです。

「食事の宅配」というキーワード

例えば、「食事の宅配」というキーワードの月間平均検索ボリュームは、10~100となっています。
競合性は「高」なので、検索されない割に、広告を出す場合のライバルは多い……。

「ダイエット」というキーワード

次に、「ダイエット」というキーワードを見てみます。
10万~100万と、「食事の宅配」の数値に“万”が付いているので、単純に1万倍の規模ということに。

「ZOZO」というショップ名の検索数

最後に、「ZOZO」という会社名の検索数です。
こちらも10万~100万ですが、競合性は「低」になります。

商標に絡むものは、アフィリエイトでリスティング広告NGになっていたりするので、広告の競合は少なくなるでしょう。
また、「ZOZO」で検索する人は、「ZOZO」で買い物をしたい人が多いでしょうから、公式サイト以外は見ない可能性が高いです。
その辺の事情からしても、キーワードに対する広告の需要は無さそうですね。

同じ10万~100万でも、「Google トレンド」で比較すると、随分な差がある例

同じ10万~100万でも、「Google トレンド」で比較すると、随分な差があったりします。
100万に近いダイエットと、10万に近いZOZOでは、「10万~100万」の意味が違うのです。

※ 「Google トレンド」では、最高値を100としています。あくまで相対評価なので、単位は「万」ではありません。キーワードプランナーの月間平均検索ボリュームの数値を受け、比較しやすいように「ダイエット」の最高値を100万と仮定し、当ページでは話を進めています。用いている相対評価の期間は短いので、仮定の数値より低くなるでしょう。

集客における“狙い目”

さて、クリック率は、1位が平均で31.7%でした。
5位が9.51%、10位が3.09%……。

このクリック率から、キーワード別の集客数を計算してみたいと思います。
単純な掛け算です。

キーワード「ダイエット」の集客数

Google トレンドによれば、「ダイエット」というキーワードの検索数は、2020/1/19~1/25の期間で 相対評価93。仮に、93万件だったとします。

推定される集客数は、以下の通り。

1位:294,810
2位:229,803
3位:173,538
4位:126,480
5位:88,443
6位:57,939
7位:38,595
8位:29,016
9位:27,621
10位:28,737

キーワード「ZOZO」の集客数

「ZOZO」というキーワードの検索数は、2020/1/19~1/25の期間で、相対評価28。こちらも28万件とします。

1位:88,760
2位:69,188
3位:52,248
4位:38,080
5位:26,628
6位:17,444
7位:11,620
8位:8,736
9位:8,316
10位:8,652

順位の価値

集客数だけを見れば、「ダイエット」の7位と、「ZOZO」の4位が同等
「ZOZO」の最大出力である1位の数をもってしても、「ダイエット」の5位レベルとなります。

「“ダイエット”の1ページ目に、ギリ入るくらいだからダメだ。ダイエットのキーワードは捨て、目指すは“ZOZO”の5位」

そう聞くと、向上心があるように思えますが、それが叶っても訪問者は減るという話。

もちろん、「記事のタイトル」といった“クリックしたくなる要因”も重要です。
クリック率の参照元には、その手の話も書かれていますので、気になる人はご覧ください。

なお、「食事の宅配」を「Google トレンド」で見ると、『ここに表示するデータはありません』と出ます。
検索数が少なすぎるんですね。
そうなると、検索順位1位のクリック率が31.7%であっても、誘導数は無いに等しいでしょう。
これでは、1位という順位に価値はありません。

あくまで、検索数あっての順位価値。
それを具体的に示す結果として、『「ダイエット」の7位と、「ZOZO」の4位が同等』という例を出してみました。

価値という点で言えば、稼げるキーワードなのかが最重要ですが、今回は集客力に話を絞っています。

狙い目は、どこにあるのか

問題は、どんなキーワードで集客するのかです。

前項で、検索数が少ないと、集客に繋がらないのがわかりました。
65万という検索数の差があっても、少ないワードの4位と多いワードの7位では、同じくらいになることも知りました。

問題は、報酬の発生です。
私のサイトの中で、実際に成果が発生しているページをいくつか見たところ、月間平均検索ボリュームは「100~1000」が多かったです。
次に「1000~1万」ですね。ブルーオーシャンと言っていいでしょう。
「Google トレンド」で「ダイエット」と相対評価すると、よくて「1未満」と表示されるレベルです。

アフィリエイトの手法にもよると思いますが、このくらいの検索数があれば、収益に繋がる可能性があるわけです。
私のサイトの検索順位は、5位くらいだったり、1ページ目に出なかったりと様々ですが、狙っている複合キーワードでは上位なので、そこで集客しているのでしょう。

仮に、そのキーワードに1万という検索数があり、検索結果で1位なのだとしたら、集客数は 3,170になります。
この1万クラスのキーワードで狙ったページを3つ作れば、「ZOZO」で1ページ目の下位に来るよりも人を集められる計算になります。

  • 1万クラスのキーワードで1位×3ページ
  • 10万以上のキーワードで1ページ目表示×1ページ

上記2つを比べ、どちらが自分にとって容易なのか。
それを考えるだけでも、“狙い目”は定まるでしょう。

ブルーオーシャンの利点

競争のない未開拓市場「ブルーオーシャン」を狙う利点は、他にもあります。
まず、競合が少ないので、検索アルゴリズムの変化による順位変動を受けにくい点。
そもそも、似たようなページが少なければ、結果に表示される面子も変わらないのです。

次に、上位への食い込み易さです。
Googleにログインしたまま検索すると、結果がパーソナライズされるので、シークレットモードで調査したのが次の結果になります。

「ダイエット」で1ページ目に表示されたのは、出版社サイト、食品メーカーのサイト、Wikipedia、雑誌サイト、YouTubeでした。
「ZOZO」では、自社サイト、会社概要ページ、株価、Wikipedia、ショッピングモールでした。

個人サイトは、ひとつも入っていません。
つまりは、そういうことです。
レッドオーシャンに、個人サイトの居場所は無い。

個人サイトが狙うのは、そこじゃないのです。
もっとニッチで、企業が扱わない切り口。
それこそが個人サイトの安息の地。

スループット

よくある報酬の計算方法に、「アクセス数」×「転換率」×「客単価」があります。
転換率は、「CVR(コンバージョンレート)」のこと。
どれくらい報酬に繋がるアクションを起こしたのかという割合です。

しかし、これは起こせるアクションに制限がない場合の話。
例えば、【限定20名様】な商品を紹介していたら、この報酬の計算式は成り立ちません。
上限が「20」と決まっているからです。

実際には、限定を謳いながらも、限定じゃない商品もあるでしょう。
一方で、中古の商品などは、商品状態的には一点もの。
その中古の究極には、アンティーク腕時計があります。かつては、職人がひとつひとつ手づくりしていたので、同じものがないのです。

そういった商材を扱う場合、見積れる最大成果数は「1」です。
どんなに集客しても、売れる物が1つしかない。
その1つが大きな報酬になるならいいですが、費用対効果に合わないものなら、ちょっと考えものです。
何せ、ページ作成には時間がかかるので……。

なので、スループットを意識したいところ。
スループットは、IT分野では「単位時間あたりに処理できる量のこと」を指しますが、会計用語では別の意味合いになります。
「キャッシュを生むスピード」を考慮に入れれば、コスト計算も変わるという話。

その大事さは、あれこれ解説するよりも、「ザ・ゴール」という本を読んだ方が早いので、ここで紹介しておきます。

最後に

端的に言えば、月間平均検索ボリュームが「100~1000」くらいあり、そのキーワードで表示されるような複合キーワードで上位を目指す。
それが“狙い目”な数値かもしれないという話です。

キーワードプランナーが面倒な人は、「Google トレンド」で「ダイエット」と比較し、「1」や「1未満」と表示されるか見るだけでもいいでしょう。「0」ならアウトです。
その辺を狙ったページを複数作るのが、安定に繋がるかもしれません。

このページを読んだ人の中には、“魔法の数字”みたいなのを期待した人もいるでしょう。
そういう人にとっては、面白みのない結論だったかもしれません。
もし、「自分が、そうだった」というのでしたら、日本マクドナルド創業者・藤田田さんの『ユダヤの商法』をオススメします。

『78:22の法則』について書かれています。
なお、儲けたい人向けの本ですので、お金儲けが嫌いな人には、オススメできません。

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