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うつ病の話

「HSPチェックテスト」と「うつ病」

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当ページでは、「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」について、軽く調べたことをまとめています。

HSPとは

「HSP」は、「Highly Sensitive Person」の略。
「非常に繊細な人」と訳されていました。

提唱者はエレイン・N・アーロン博士で、上の動画に映っている人です。
動画の設定を字幕表示にし、自動翻訳で「日本語」を選択すれば、話している内容が日本語字幕として出るので、英語がわからなくても内容の把握は可能。

公式サイトによれば、「HSP」は人口の15~20%。
この5人に1人という割合は、日本におけるB型の割合と同程度。AB型の人より多い割合ですね。
つまりは、珍しくない性格傾向になります。

HSPのセルフテスト

どんな人が「HSP」なのかは、セルフテストで判断されています。
全27問中14問以上、質問事項に「当てはまる」と「HSP」といったもの。

14問以下であっても、非常によく当てはまる場合は「HSP」となるなど、細かな補足も書かれていますが、あくまで個人が提唱している性格分類に過ぎません。

質問事項には著作権があるので、詳細は下記リンク先にてご確認ください。

→「公式サイトのセルフテストページ(英語)

→「日本語版サイトのセルフテストページ

「HSP」のセルフテスト以外に、「HSC(Highly Sensitive Child)」という子ども版もあります。

セルフテストの質問傾向

セルフテストの質問内容は、端的に言えば「深く処理する」から連想されるチェックリストです。
「深く処理する」を言い換えれば、人よりも深く考えるといったところ。

情報を深く受け取る傾向が強ければ、1つの情報から受ける刺激も増えるでしょう。
そうなれば、人より多くの反応を示すのは自明の理。反応が多い分、消費する心理的エネルギーも多くなります。

そう関連付けられる内容なので、「深く処理する」から連想されるチェックリストと書きました。

具体例を示すなら、道端に花が咲いているのを見て、「あっ、花だ」という人もいれば、「ホトケノザだ」という言う人もいる……。見た花は同じですが、反応は違うわけです。
そういった差が積み重なり、1つ1つの情報が深いほどに脳の処理が重くなる。そんなところでしょうか。

人間関係で言えば、誰かの何気ない一言でも「深い意味があるんじゃないか」と思ってしまうような感じ。

この「HSP」が「うつ病」と関連付けられるのは、刺激に対して過敏なために疲れやすいといった類の理由からのようです。
少なくとも、私が見た限りでは。

バーナム効果

とはいえ、他のサイトでも指摘されている通り、バーナム効果が懸念される内容だと、個人的には思っています。
バーナム効果は、誰にでも当てはまる性格傾向を見て、「自分のことだ」と思ってしまう現象のこと。

言うなれば「誰でも、そうだろう」という質問があり、当てはまらない方が不思議なケースですね。

仮に「問題が同時に複数発生すると、冷静ではいられない」みたいなチェック事項があれば、大抵の人は頷くことでしょう。
「自分は何があっても動揺しない」という根拠のない自信がある人でない限り、「自分は平気」と断言できないものです。

つまり、多くの人がチェックを入れてしまう質問が多いという話。

セルフテストからわかること

セルフテストから確実にわかるのは、以下の3つ。

セルフテストから確実にわかること

・文字が読める
・27問に向き合う時間がある
・この手のテストを無駄と思っていない

こんなところでしょう。
「こんなテストなんか、受けていられるか」という人は、最後まで行かないでしょうし、そもそも質問が理解できなければ続けられない。
これが確実に言えること。

こう書くと皮肉になりますが、HSPで言うところ「深く処理する」人だと、テストを終えられないかもしれません。

あまりにも深く考えてしまい、質問に「当てはまるか否か」の定義を自らに問い、その答えに迷ってしまうでしょうから……。
そういう意味では、回答にかかった時間を考慮に入れないことに、分類型テストとしての疑問すら覚えます。

こういったテストを全面的に否定する気はないですが、できれば性格診断の類いとして捉え、病気の要因という発想は避けるべきでしょう。
「うつ病」自体、その原因は特定されていないわけですし、人によって症状も様々なので……。

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性格診断

性格診断としては、エニアグラム、エゴグラムと、色々とありますが、性格の型の数ほどの人格しか、世の中にないことはあり得ませんし、そう分類する根拠も乏しいのが実情でしょう。
その提唱者が分類したから、その幾つかに分けられると“思った”というだけなので、統計も科学的根拠もない……。

性格診断の変わりどころとしては、ジョン・リーの恋愛傾向診断もあります。
「何とか占い」みたいに、自分のタイプが何かを調べて会話のネタにするには、ちょうどいい診断かもしれません。

同様に、適職診断系も話のネタとしては、面白いかもしれません。
その結果を仲間内で話し合えば、あなたを取り巻く人が考えている“あなた像”を知るキッカケになるかも。
そっちの方が、よほど自己分析になるでしょう。

なお、下記は職業系の無料診断ですので、気が向いたらどうぞ。

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ミイダスのページに書いた「ストレングス・ファインダー」は、有料の本になります。
「自分の強みを知りたい」という気持ちがあるなら、読んでみるのも一興。
付属のシリアルコードが本体のようなところがあるので、中古で買っても意味はないでしょう。おそらく、前の購入者がコードを使った後でしょうから。

最後に

新しい価値観は、新しい収入源になります。

「HSP」という分類が生まれれば、その専門家が必要になり、それ専門のセラピー需要が高まる……。
冷たい言い方をすれば、このような側面があるでしょう。

適切な分類によって「救済」される存在が増える可能性は否定しません。
しかし、新しい単語が生み出され、メディアが宣伝するたび、そこに利益が発生するのは否めないでしょう。

著名人が「自分はHSPだ」と公表すれば、その言葉に対する需要は高まり、検索する人も増える……。
そうなると、「HSPで集客だ」と思う医療機関があっても、不思議はないということ。

タピオカが流行れば、あちこちで追随するように、ブームに乗っかるかたちで、何らかの治療に誘導することもあるでしょう。

そういうことに対し、「深く処理する」人であるなら、もっとよく考えてしかるべき……。
間違っても、「自分は、HSPだ」という理由で、人より気遣ってもらって当然であると、周囲に要求するのはお門違いでしょう。

これが軽く調べて「私が思ったこと」になります。
そういう個人的な感想ではなく、「HSP」の書籍を読みたい方は、下記リンク先にて。

「HSP」に関する研究や論文についても触れようと思いましたが、被験者が「首都圏の4年制大学の学生」だったのでやめました。
調査対象に偏りがあり過ぎるので……。

こういう偏りは、心理学系の研究では珍しくありません。
手近なところでデータを取ろうとすると、同じ大学の心理学系学科の大学生を相手に実施します。協力者を探すのは、大変なことなので。

そうすると、被験者の年齢は18~24歳くらいになり、その大学に通える知的レベルの人に限定されるので、街にいる人からランダムに選ぶのとは、だいぶ違った傾向が出てくるでしょう。
そういう意味で、参考にしづらいのです。

個人的な経験から言えば、心理学系を専攻している人は、過去に病んだ経験があるから、学ぼうとしているケースが少なくありません。
その辺の事情を踏まえると、この手の実験の被験者としてどうなのか……。そんな話です。

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