「Fire TV Stick 4K」の感想と、旧型の「Fire TV Stick」との比較です。
購入したのは、「Fire TV Stick 4K -Alexa対応音声認識リモコン付属」で、比較しているのは「2015年発売モデル」になります。
「Fire TV Stick」の比較
今さら、2015年発売モデルと比較しても……。
そう言われても仕方ない比較ですが、同じ接続環境で表示時間を計測しました。
測ったのは、ホーム画面の表示時間です。
- 旧型:50秒
- 新型:1秒
測定は、同じ時間帯に続けて実施しました。
そもそも、旧型の動作が重くなり、サクサク動かなくなっていたので買ったのですが、実際に測ると酷いものですね。
旧型は、ホーム画面の上部に文字が表示され、そのあとに作品やアプリの画像が表示されていきます。
最初の画像が出たのは、文字が表示されてから17秒後。
一番上の大きな画像以外が出揃ったのが27秒後。
そして、広告枠である大きな画像が出たのが50秒後でした。
対して、「Fire TV Stick 4K -Alexa対応音声認識リモコン付属」は、1秒で全部 出ました。
付けてすぐです。
リモコンの比較
リモコン自体を比較すると、単純に長くなっています。
ボタン数が増え、「音量のアップ・ダウン」「ミュート」「音声認識」「電源ボタン」が増えました。
この電源ボタンを押すと、テレビのスイッチが消えたり、付いたりします。
HDMIで繋がっている機器の電源をオン/オフするものなんでしょう。
入力切換は行われないので、他のHDMI端子の表示になっているときは、Fire TV に切り換えて視聴することになります。
音声認識は、旧型でも付いているタイプもありましたが、その当時のタイプは音声検索の対象が、プライム作品だけだった気がします。
新型のリモコンでは違うようで、「ヒカキン」と言えば、「HikakinTV」をYouTubeアプリで再生するというアナウンスが流れました。
「YouTubeで再生します」と、アプリの起動を促されることもあります。
もちろん、「Fire TV Stick 4K」にYouTubeアプリを入れていればの話。
音声で操作する場合は、音声認識ボタンを押したまま、マイクに向かって発声し、話し終わったらボタンを離します。
マイクは、音声認識ボタンの上にある穴です。
一時期、AmazonでのGoogle Chromecastの販売中止を受け、GoogleがYouTubeの視聴制限をFire TVなどで行っていましたが、それも過去のこと。
今は、普通に見られます。少なくとも、これを書いている時点では。
リモコンの形状で大きく変わったのは、背面です。
旧型は平らでしたが、丸みを帯びた形状に変わりました。
持ちやすくなったと言えますが、転がりやすくもなったとも言えます。
ボタン部分がゴム製になったので、前のプラスチック製に慣れた人は、少し違和感を覚えるかも……。
Stickの違い
スペック的な違いは、Amazonの商品ページにあるので省きます。
上の写真は、テレビに差し込むStick部分、電源ケーブル、電源アダプタです。
前より、差し込む部分が長くなりました。
HDMI拡張ケーブルは、新型にも付いています。
拡張ケーブルは、上の写真で電池の右にあるもの。
この拡張ケーブルは、Stickを直接 テレビに差し込めない場合や、接続状況を改善したい場合に使うものです。
拡張ケーブルを繋げてテレビに差し込むと、だらしない感じでぶら下がります。
触れなくてもいいことですが、電源アダプタの形状も変わりました。
Fireタブレットの電源と同じものになったので、使いまわせるかも……。
注意
今回、古い「Fire TV Stick」を、Amazonのメニュー「コンテンツと端末の管理」で「登録の解除」をしたところ、何も映らないデバイスになりました。
おそらくは、削除前に「初期化」すべきだったのでしょう。
セール価格
通常、6,980円ですが、セール価格で目にし易いのは、5,480円ではないでしょうか。
下記リンク先で価格の変動を見ると、度々この金額になっています。
最安値は、Cyber Monday があった2019年12月の4,480円。
Cyber Monday以外で、このレベルのセール価格を期待するとしたら、Prime Dayですかね。
設定と使い方
設定方法は、難しくありません。
リモコンに電池を入れ、それ以外の同梱品をケーブルで繋げ、テレビとコンセントに差し込むだけ。
あとは、指示に従って設定していけばOK。
上の画像は、リモコンの検出から、言語選択、Wi-Fiの設定、ソフトウェアの更新、アカウントの流れを繋げたものです。
Wi-Fiの設定が何か不明という方は、下記リンク先をご覧ください。
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アカウントを登録、または選択し、「続行」を押します。
リモコンで音量のアップ・ダウンを行えば、リモコンのセットアップは完了。
主な使い方は、ホームボタンで画面を表示し、観たい作品や使用したいアプリを選択するといった感じ。
早戻し、再生/一時停止、早送りといったボタンは、説明書を見るまでもないでしょう。
円状のナビゲーションと、その中央にある選択ボタンという仕様は変わらないので、使い方で戸惑うことはないはず。
最後に
Amazonのプライム会員費は、これを書いている時点で年間4,900円。
月額プランでは、月500円。
これでAmazonでの買い物の際に、Prime対象商品の送料が無料になり、Prime Videoの対象作品が無料で視聴可能になります。
kindle本のサービスもあるので、何か作品を見たり読んだりして、感想を書くようなアフィリエイトをする人には、オススメなサービスです。
サービスの詳細は、公式サイトのヘルプにて。
→「Amazonプライムについて」を公式サイトのヘルプで確認