ツムラ漢方薬「大黄甘草湯エキス顆粒」の感想です。
購入理由
便秘薬なので、買った理由は便秘の解消です。
便通に関係する薬としては、下記のような薬やサプリを今までに試しています。
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使用期間が長いのは、ミヤBM錠と桂枝加芍薬大黄湯。
特に桂枝加芍薬大黄湯は、ツムラ漢方薬「大黄甘草湯エキス顆粒」と成分的に似ています。
どちらも「大黄」と「甘草」が入っているので。
大黄は、利尿や通便といった効果を期待して使われる漢方薬で、ほかに血の滞りの改善といった用途もあるとか。
逆に、桂枝加芍薬大黄湯にあって、大黄甘草湯エキス顆粒に無いのは、「芍薬」「桂皮」「大棗」「生姜」といったところ。
効果としては、冷え性、解熱・鎮痛・整腸、利尿作用など。
一方で、ツムラ漢方薬「大黄甘草湯エキス顆粒」には入っているのが、ステアリン酸マグネシウム、乳糖水和物といった添加物です。
前者は、カプセル剤や錠剤の滑沢剤。後者は、腸内細菌の生育を盛んにするもの。
マグネシウムに関しては「酸化マグネシウムE便秘薬」といった商品もあります。
用法・容量
ツムラ漢方薬「大黄甘草湯エキス顆粒」は、成人(15歳以上)なら1包を日に2回。
7~15歳未満なら、2/3包を日に2回といった具合になっています。
なお、2歳未満になると使用不可。
飲むタイミングは食前で、お湯か水で服用となっています。
とはいえ、日に1回で私は充分でした。
他の瀉下薬(下剤)との併用は不可。
感想
まず、桂枝加芍薬大黄湯に比べると、クセがなくて飲みやすい印象があります。
クセを感じないのは、顆粒がジャリジャリした食感じゃないのが、大きいかもしれません。
あとは、全体的に味がマイルドなことも。
個人的には、効果が出始めるのは飲んでから半日くらい経過した後。
お腹が落ち着かなくなり、腹部に違和感を覚えた後、便意が来る感じでしょうか。
快便に繋がる感じではないので、あくまで「仕方なく出す手段」と言うべき薬という認識です。
腹の中にある便を一定量 出すと、お腹は元通りの落ち着きを取り戻すので、腹部の違和感が消えないうちは、「まだ出る」と警戒していた方がいいかも。
1箱567円で購入しましたが、12包入りということを考えると、病院で桂枝加芍薬大黄湯を大量に処方してもらった方がコスパは良いですね。
今回の使用は、桂枝加芍薬大黄湯を切らしてしまったので、念のために買っておいた便秘薬を使ったくらいの話なので、回数としては数回といったところ。
なので、第一印象レベルの体験談となります。