五十嵐刃物工業「両刃 竹割鉈」の感想です。
購入理由
竹を割るときは、昔から家にある鉈を使っていましたが、専用の鉈があるなら試してみたいと思って購入しました。
購入時の価格は2,436円です。
製造元は、新潟県三条市にある1943年設立の五十嵐刃物工業株式会社。
主な事業は、刈込み鋏・鉈・剪定鋏・木鋏等の園芸刃物製造。
持ち手にある名匠「鋼典(かねのり)」は、五十嵐刃物工業のメインブランド。
一丁一丁丹念に熟練職人が創り上げているそうです。
同社は、剪定鋏で「PRUMAN(プルーマン)」というブランドも展開中。
上の写真は、ケースから出した状態。
全長315mm、刃165mmなので、手に取ると小さく感じますね。
購入したのは、両刃になります。
同じような鉈でも、アウトドア用や枝打用などは片刃が多い印象。
サイトの解説によれば、片刃と両刃の向き不向きは次の通り。
『片刃』は刃先が薄いため切れ味が良く、「切る」「削る」作業に適しています。
『両刃』は刃先が厚く、丈夫で「薪割り」「枝打ち」などの作業に適しています。
引用元:鉈 サービス/製品一覧 - 五十嵐刃物
鉈の比較
昔から家にある鉈は、片刃でした。
上の写真では、刃が無い面を上にしています。
上の写真は、刃がある面を上にしたもの。
シンプルに大きいから……ということもありますが、鉄の量にも結構な差があるので、片刃の古い鉈の方がずっしりと重いです。
重い分、振り下ろした際に勢いがつくのですが、手が滑ったら即ケガに繋がりそうで怖いですね。
片刃の鉈で竹を割ったのが、上の写真です。
今まで深く考えずに割ってきましたが、こうして撮ってみると重さでヒビを入れている感がありますね。
対して、こちらは購入した両刃の竹割鉈。
割るというより、切って食い込んでいる感がありますね。
食い込んでいる分、抜けにくいことも……。
使ってみて感じたのは、そんなところでしょうか。