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PCスキルの向上方法|就労移行支援の訓練メニューを受けて

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「就労移行支援」を調べた際、訓練メニューに「PCスキル」の項目がある施設が多かったので、その辺の事情を考えてみました。

就労移行支援に興味がなく、独学でのPCスキルの向上方法を知りたい方は、次の項目は読み飛ばしてください。

就労移行支援におけるPCスキル

就労移行支援の訓練メニューは、利用対象者である「就労を希望する障害者向け」に作られています。
法律の文言を引用すれば、次の通り。

厚生労働省令で定める期間にわたり、生産活動その他の活動の機会の提供を通じて、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練

引用元:e-Gov法令検索

つまり、「就労に必要な知識」なのです。
実際、パソコンを使う職場は多く、キーを押せれば作業できるパソコンは、障害者でも健常者と同じように働ける可能性があるツールです。
それを学ぶのは、不思議なことではありません。

就労移行支援で学ぶのは、WordやExcelなどのMicrosoft Office関連。
施設によっては、HTMLやCSS、Photoshopを学ぶところもありますが、WordやExcelを訓練メニューにしているところが大半。
それだけ、多くの企業で使われているソフトで、汎用性があると言えます。

ただ、気になったのは、学習の視点が「未経験者のスキル獲得」にあること。
利用者のスキルレベルに応じ、コースを分けている施設もありますが、前面に出ているのは未習得の人でした。
これでは、WordやExcelを使い慣れた人は、退屈な訓練時間を過ごすことに……。

その点から見ると、「就業経験のない人がスキルを習得し、障害者枠での就職を目指す」というモデルパターンを軸に、メニューが作られている気がしてしまいます。
言い換えれば、一般枠で働いていた人が精神を病んで通所するケースは、あまり想定されていないのではないか、ということ。
それは、単純な組み立て作業や仕分け、ビジネスマナー講座といったメニューがあることからも窺えます。

こうしたメニューの背景には、精神障害者を障害者枠で雇用する難しさがあるのかもしれません。
端的に言えば、障害者枠を埋めて法定雇用率を達成したいだけの企業にとっては、手帳を更新する必要がない障害者の方が、都合が良いという話。
詳しいことは、下記リンク先で触れています。

就職
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なお、厚生労働省の『就労移行支援に係る報酬について』によれば、精神障害者の利用割合は増加傾向にあります。
とはいえ、先に書いたような「一般枠で働いていた人が、精神を病んで……」というケースの割合は不明。

個人的には、“そういった需要”が今後は増していく気がします。
人手不足を叫ぶなら、精神を病んだ人が復帰しやすい環境づくりとして、業界団体単位で合弁会社でも設立し、この手の施設を運営したら どうかと思わなくもないです。

これは実現性を考えていない思い付きにすぎません。
ただ、求人情報を扱う企業や福祉畑の人が設立した施設にはない専門性、現場感覚を取り入れた訓練メニューなど、そういった差別化が今後は重要になる。そう思えてしまうのです。

「業務は好きだが、A社は合わずに病んだ。同業他社のB社なら……」という人向けの施設になれば、移行率も上がるでしょう。何より、前職の経験も活かせますし、採用もしやすいはず。
もちろん、なぜ病んだのかを把握し、それが考慮されることが大前提。でないと、ブラックな循環に陥る可能性があります。

特に精神疾患の場合、症状が軽快して手帳を保持する理由がなくなったら返還するので、障害者枠から外れた後のキャリアプランを考える必要があります。
となると、スムーズに一般枠に移行できるような人材が望ましい。そういう点から見ても、先のような案を主張したくなります。

話を戻し、訓練メニューとしての取り入れやすさにも触れておきます。
WordやExcelなら、扱える運営スタッフも多いでしょうし、就労移行支援の訓練メニューとしても適切。
だから、取り入れているというものです。

他のPCスキル、例えばプログラミング言語になると、教えられる人は減るでしょうし、何より そのような人材が施設で働く可能性は低い。
これは、単純に給与の話です。
何らかのクリエイターを目指す専門学校の講師に、第一線で働くクリエイターがいないのと同じ。
その道で食べていけるレベルの人は、なかなか教える側に回らないということ。
まぁ、eラーニングを用いれば可能な気もしますが、質問されても答えられないと、施設としての意味合いは薄れますよね。

以上が、就労移行支援におけるPCスキルについて、個人的に思っていることです。
こんな風に書くと微妙に思えるかもしれませんが、就労移行支援は多くの人が無料で利用している施設なので、対象者なのに自費でパソコンスクールに通おうとしているのなら、先にチェックしておいた方がいいでしょう。
費用や対象者に関しては、下記リンク先にて。

手紙と女性
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次項以降は、PCスキルを独学で身に着けたい人向けの話になります。

個人的なPCスキルの向上方法

ここから先は、10年以上前の体験談になりますが、WordやExcelの基本操作は“適当に触ってれば、覚える”と思っている人間が書いています。
なので、参考にならないかもしれません。

就労移行支援施設の中には、「Microsoft Office Specialist(略称:MOS)」の資格取得を目指す施設もあったので、かつての名称である「Microsoft Office User Specialist(略称:MOUS)」を取得した時の話も書いています。

「MOSの資格を取得して、就職に繋げたい」と考えている人向けに書きますが、「たぶん、そういう資格じゃない」と思います。
履歴書の資格欄に書くほどのものではなく、自分の把握レベルを試すために受けるもの。そんな印象です。
資格取得に向けたコースがあるパソコンスクールでは、「就職に強い」と書いているかもしれませんが、それは彼らの商売なので当然のこと。

独学用の学習教材

FOM出版の本 MOUS

写真は、MOUSを受けるにあたって購入した教材です。

このFOM出版の教材には、試験問題が入っていました。
筆記試験のような問題ではなく、WordやExcelを実際に操作し、指示通りに動かせているか判定する試験問題です。そういったプログラムが入っていると言えばいいでしょうか。
なので、模擬試験になると思って購入しています。
MOUSの試験も、実際にソフトを操作して行う形式で、この教材と同じような問題が出ました。

最初に書いた通り、ソフトの基本操作は動かしていれば覚えますが、「こんな機能、使わないよ」というのも試験には出るので、そういった使用頻度が低そうな機能を把握し忘れないために、教材を買うのも良いでしょう。
特に、Excelは。

ただ、試験の名称がMOUSからMOSになったように、パソコンのソフトの変化は早いので、この手の資格は“寿命”が短いです。
それは他の資格にも言えます。
IT関連は変化が激しいので、以前の常識が今は非常識。当時のスタンダードが、今は非推奨というのはざら。
その辺を踏まえた上で、受験するか否か判断した方がいいかも。

※ たぶん、インフラエンジニアに求められるような資格などは別。

記念品

MOUS

今、どうなっているのかは知りませんが、MOUSの試験に合格したら写真のような証明書が送られてきました。

届いてすぐに開封した後、10年以上 見ることが無かった代物です。
卒業証書や何かの証明書というのは、そういうものかもしれませんが……。

Google デジタルワークショップ

Google デジタルワークショップ

こういった証明書を得ることで、少しでも自信をつけたい人には、無料で受講できる「Google デジタルワークショップ」がオススメ。

2年くらい前に、「デジタル マーケティングの基礎」の認定証を取得しました。
難しい試験ではないので、時間があれば すぐに取れるはず。

デジタル マーケティングと聞くと、難しい印象を抱く人もいるかもしれませんが、内容的には「Googleのサービス」を学ぶというもの。
ある程度、この分野に詳しい人も、自分の知識を確認する目的で受けてみるのもいいでしょう。

授業は「動画」または「説明文を読む」で進行し、そのあとに選択式のテストとなります。
オンラインで完結するので、手軽に始められますし、好きな時間に受けられるのがいいですね。

合格すると、認定証のpdfファイルがダウンロードできるようになります。

久しぶりに見たら、デジタル マーケティング以外のコースも充実していたので、気が向いたら覗こうと思っています。

終わりに

一口に「PCスキル」と言っても、その内容は様々でしょう。
このページでは、就労移行支援の訓練メニューとしての「PCスキル」について書きました。

HTMLやCSSを学ぶ施設もあるので、そういった知識の勉強方法も書こうかと思いましたが、当サイトのアフィリエイト関連ページで書いているので、そちらは省略しています。

 

 

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