購入経緯
購入理由は、防音用イヤーマフと同じです。
「人の話し声が気になる」
「隣の部屋のテレビの音が気になる」
といった感じになり、不快な気持ちになるのを避けるため。平たく言えば、聴覚過敏対策です。
平気な人からすれば、「神経質だ」の一言で済まされそうですが、病気が原因で聴覚過敏になった人にとっては、心の持ちようで解決する問題ではありません。
場合によっては、人の話し声が自分の悪口に思えてならなかったりします。
何らかの対策を講じたいと思い、イヤーマフや耳栓を買うのですが、完全に音を遮断できるわけではないですし、装着時の圧迫感が強くて嫌になることもあります。
そこで、音を音で遮断するホワイトノイズマシンとなるわけです。
機能と効果
AVANTEKのホワイトノイズマシンを端的に説明すれば、20種類のサウンドを流す機械です。
流せる音は、風、キャンプファイヤー、雨、送風、時計、虫、鳥、波といったもの。
音量は30段階の調節が可能で、7時間自動オフタイマー付き。
メモリー機能があるので、再起動すると最後に設定した音と音量で再生されます。
音を流すだけなので、コンポやラジカセで音を鳴らすのと大差ありません。
スピーカーに繋げれば、スマホでも代用できるでしょう。
スマートスピーカーに、自然の音を流すように言えば、それで事足りるかもしれません。
それらとの違いを挙げるとすれば、場所を取らないという一点くらい。
ホワイトノイズマシンだからといって、音に関して特別な何かがあるようには思えません。
音は空気を通して伝わってくる、音の波が届くから聞こえる。
だから、騒音をホワイトノイズマシンの音で消せるかもと期待していました。
しかし、周りの音が聞こえなくなるくらい音量を上げると、その音が周囲に与える影響が気になって仕方ありません。だから、あまり音量を上げられないというのが正直なところ。
当然のことながら、あまり音量を上げられないのなら、他の音が気になる状態は変わりません。
これなら、ヘッドホンをして自然の音を聞いた方がマシということになります。
ただ、自然の音を流すことで、そっちの音に集中できるのであれば話は別。聞き慣れてくると、無音よりも作業に集中しやすくなります。
20種類のサウンドの中には、土砂降りや強風の音もあるので、その日の天候によっては音量を上げやすいかも。
ちなみに、説明書には「この機器を使うことで、集中、リラックス、快眠を、簡単に得ることができます」とあります。他の人の商品レビューを見る限りでは、睡眠導入のために使用している人の方が多いかも。
今は、改良版が出ています。
他の商品
AVANTEKのホワイトノイズマシンは3,599円で購入しています。
USB接続になるので、USBアダプタが無い人は、そちらも買うことになるでしょう。安価なアダプタならワンコインで買えますし、スマホのものでも代用可能です。
これより高いホワイトノイズマシンとしては、米国マーパック社のスリープ・ミーがあります。
同じくらいの価格帯で、もっとコンパクトな「LectroFan micro」もあります。
他に、騒音を遮断するアイテムでは、かぶって寝るまくら、デジタル耳せんがあります。
ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホンも、ある意味そうなのかもしれません。
あとは、遮音カーテンでしょうか。