Amazonベーシック「ハイスピードHDMIケーブル」の感想です。
一言で言えば「普通に使えている」ですが、それは「あくまで私の環境では」という条件付き。
その理由を「ケーブルの違い」から確認している内容となっています。
購入理由
前回、感想を書いたバーベキューブラシのついで買い。
Amazonのプライムデーで安くなっていたので、スペアとして購入しています。
844円のハイスピードHDMIケーブルが、454円になっていました。
スペアを用意しようと思ったのは、自分が使っているケーブルの「破損の恐れ」よりも、「身内の買い替え」に対する備えから。
以前、身内が最寄りの家電量販店でDVDレコーダーを購入した際、高いケーブルを一緒に買わされていたので、あらかじめ用意しておくことにしました。
Amazonベーシック「ハイスピードHDMIケーブル」の長さは、0.9m、1.8m、3.0m、4.6m、7.6mから選べますが、テレビとレコーダーを繋ぐことを想定し、1.8mにしました。
0.9mだと、配線によっては余裕がなくなる気がして、念のために1.0m超えのサイズにしたのです。
感想
3年前に購入したものを今でも使っていますが、特に不満はありません。
感想としては、それだけ。
ただ、「普通に見れていれば合格」であるなら、HDMIケーブルの価格差の理由が気になるところ。
下記リンク先にある楽天市場のランキングを見ると、余計にそう思えてきます。
ということで、違いについて調べることにしました。
なお、Amazonベーシック「ハイスピードHDMIケーブル」のレビューには「映らない」とか、商品ページにあるような性能がないといった意見もあります。
そもそもHDMIケーブルとは
昔なら、赤・黄・白のAVケーブルを繋ぎ、映像と音声を入力&出力していました。
それが1本のケーブルで済むようになった、それがHDMIケーブル。
接続方法の変化という視点で見れば、上記のような説明になりますが、出力するデータとして見れば、デジタルなのか否かが大きいでしょう。
アナログ出力のためのAVケーブル、デジタル出力のためのHDMIケーブルとなるので。
以下は、2020年に購入したテレビのレビューです。
入力端子のことも書いているので、ケーブルを差す先が気になった人は、ちょっとチェックしてみて下さい。
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解像度
商品名にある「ハイスピード」とは、何なのか。
それについて調べたことを確認していきます。
HDMIケーブルも4K対応
引用元:新4K放送を楽しむ準備OK? テレビと一緒にHDMIケーブルも買い替えよう! 4Kテレビを100%楽しむ専用ケーブル - エレコム株式会社
上記のような謳い文句があるように、高画質な映像を楽しむには、多くのデータを出力できるケーブルが要る……。
その出力度合いがHDMIのVer.によって異なり、それが「ハイスピード」「プレミアム ハイスピード」「ウルトラ ハイスピード」といった言葉になっています。
古い型は「スタンダード」と呼ばれ、こちらはフルHDまで対応。
ハイスピード以上なら4Kにも対応していますが、60Hzのフレームレートに間違いなく対応しているのはプレミアム以上。
そんな違いがあります。
ハイスピード級だと30Hz~60Hzで、その数値はVer.によるでしょう。
フレームレートは、「60Hzのモニターでは、1秒間に60枚の静止画を素早く連続で表示可能」といった説明がされるもの。
アクションゲーム向きのゲーミングモニターで、144Hzくらいになります。
購入したAmazonベーシック「ハイスピードHDMIケーブル」は、60Hzで4K対応。
伝送速度が18Gbpsあります。
もし、8K以上の映像を見たいというのであれば、「ウルトラ ハイスピード」一択になりますが、私の環境では4Kも望めないので買う必要がありません。
4K対応のケーブルを用意したところで、そもそもアンテナ周りが4Kに対応してないですし、テレビだって4Kの規格がある大きさじゃない……。
4K対応なのは、分波器とFire TV Stickくらい。
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だから、購入したケーブルが、「(私の環境では)普通に使えている」ということに。
そのほかの性能
以下は、Amazonベーシック「ハイスピードHDMIケーブル」の商品ページで使われている用語の解説です。
タイプAオス
タイプAは一般的なコネクタサイズ、タイプCはHDMI-miniのこと。
タイプDはHDMI-microです。オスは差し込む方、メスは差し込まれる方を意味します。
イーサネット対応
イーサネットは、LANに採用されている通信規格です。
イーサネット対応機器と接続すれば、LANケーブルを用いることなく、インターネットに接続できます。