NEC「無線LAN中継機 PA-W1200EX」の感想です。
センサー機能付きのタイプは「PA-W1200EX-MS」で、そちらは人感センサーの突起があります。
購入理由
使っていた中継機にセキュリティの脆弱性が見つかり、製品の使用中止が促されていたので買い換えました。
詳細は、下記リンク先にて。
→「エレコム製ルーターに脆弱性。修正はなく使用中止を勧告」
「PA-W1200EX」にした理由は、ルーターと同じメーカーにしようと思ったから。
単純に、その方が相性は良いだろうという発想です。
ルーターの感想は前に書いていますので、気が向いたら見てください。
使っていた中継機の性能にも触れています。
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インターネット速度テスト
上記は、Googleの「インターネット速度テスト」の結果です。
Googleの検索窓に「スピードテスト」と入れて検索すれば一番上に出てくるもので、「速度テストを実行」ボタンを押すと測定を開始し、上のように表示されます。
一番上のデータは、無線LANの親機「Aterm WG2600HP3」がある部屋で測定したタブレットのもの。
二番目のデータは、無線LAN中継機「PA-W1200EX」がある部屋で測定したタブレットのもの。
オーナーSSIDの末尾が「a」なので、電波は5GHz帯ですね。「g」だと、2.4GHz帯。
中継機は約5m離れた場所にあり、親機と中継機の間には外壁が2つあります。
測定したのは、土曜日の日中。
条件的には、前に使っていた中継機の速度を検証した日に近いです。
ダウンロードのスピードで見ると、親機がある部屋の76.4Mbpsが最大値。
中継機がある場所は、14.5Mbps。
前に測定したデータを見ると、親機がある部屋の41.2Mbpsが最大値。
中継機がある場所は、11.0Mbps。
以前は、2.4GHz帯の電波を使っていた気がします。
親機がある部屋の速度からして違うので、中継機の性能比較どころじゃないですが、以前より数値は出ていますね。
測定したタブレットが違うとか、他にも異なる条件は多々ありますが、体感的に「より遠くまで」届くようになった気がします。
あまり注目していませんでしたが、遅延時間が短くなっていました。
前は、レイテンシ:37ミリ秒とあります。今回は、24ミリ秒。
そもそも、障害物が苦手なはずの5GHz帯の電波が、外壁の向こうまで届くようになったこと自体が大きいかも。
箱の中身
箱の中には、本体とガイドが入っています。
製品の箱は大きいですが、中に入っている機器は手のひらサイズ。
下の写真は、マッキーと一緒に撮ったもの。
使い方は、以下の通り。
ポイント
1. コンセントに差す
2. 約60秒、待つ
3. POWERランプが緑点灯しているのを確認
4. SETボタンを約9秒の長押し、POWERランプの緑点滅を確認
5. 親機のWPSボタンを押す
6. POWERランプの橙点灯を確認
7. LINKランプの緑or橙点灯を確認
「WPSボタン」は、Atermだと「らくらく無線スタート」という名称です。
最後に
端的に言えば、以前よりも電波が遠くまで届くようになり、転送量も増えて良かったかなと。
前は中継機とアダプタが分かれているタイプを使っていましたが、コンセント直差しタイプの方が、混線しなくていい気がしてきました。実際に使ってみると。
感想としては、そんなところです。