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株式投資で、うつ病の度合いを知る|体験談と手引き

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以前、「病気の人が、ネットビジネスで稼ぐ方法」と題し、株式投資の体験談を書いたことがあります。
それから日が経ち、オンライントレードに関して付け足したい事柄が増えたので、補足分を書いてみました。

株価の上下と心理状態

精神的に安定していない状態で株を購入したら、その値動きが気になって他のものが手につかなくなりました。
具体的には、「一気に下がるんじゃないか」という不安が募り、その銘柄の情報を漁りまくることに……。非常に落ち着かない状態で、時間が過ぎていきます。

これが、数年前に株を購入した時の感想です。

もしかしたら、うつ病かどうかは関係なく、気質の問題かもしれませんし、投資額の問題かもしれません。
ただ、久しぶりに購入してみたところ、前ほど精神的な不安を感じなくなっていました。

含み益が増そうが、含み損が膨らもうが、それほど動揺しなかったのです。
含み損が1~2万円になったところで、「買ったけど、使わない物」を買ってしまったと思えば、割り切って損切りできるくらいに。

とはいえ、タイミングは難しいもの。
株価が下がっていても、「上がるかもしれない」という期待があれば、損を確定しづらい。
逆に、上がっているものは「まだ、上がるかもしれない」と手放しがたくなる……。

ずっと持っているつもりで買うなら別ですが、売買を前提に買うのであれば、そういう葛藤は誰しも抱えることでしょう。

含み損は7%で損切り、含み益は20%で利確。
そんなルールを決め、機械のように実行できる人でない限り、その葛藤が精神的な負担になり得ます。
それでも、少額の投資であれば、割り切りやすいはず。

日本株は100株単位の取引が基本なので、「株価×100」に取引手数料がかかります。
1株から取引できるネオモバなどもありますが、基本的には100株購入なので、低位株でない限り結構な金額になるでしょう。

その点、アメリカ株などは1株からの購入がスタンダードなので、飲み代くらいの金額から投資が可能です。
もちろん、銘柄によって株価は違うので、居酒屋から高級料亭くらいの金額の開きがありますし、為替リスクもありますので、一概に“買いやすい”とは言えませんが、精神的ハードルが低い銘柄が多いとは言えるでしょう。

日経平均とダウ平均を見比べると、右肩上がりのアメリカ株の方が、「いずれ、上がる」と思いやすいのも、手を出しやすい理由になると思います。

購入時の支払いは米ドルになるので、「円貨決済」「外貨決済」といった選択肢から、決済方法を選ぶことになります。
前者は、口座にある日本円を米ドルに替えて支払うもので、レートは証券会社が指定しています。
後者は、口座にある米ドルで支払うものなので、あらかじめ替えておく必要があります。円高のときに替えておきたいですね。

両替ですが、楽天証券であれば、ログイン後に「債権 他の商品」の項目にある「外国為替」から、外貨の「買い」「売り」が可能です。
「USD/JPY」は、「夜間取引」「定時取引」と2つあり、文字通り受付時間が異なりますので、利用する際は外国為替ページの下部にある解説をご覧ください。

手数料

収益分配金

取引手数料は、証券会社によって異なります。
おそらく、ネット証券の方が安いでしょうが、詳しいことは各証券会社のサイトで確認してください。
手数料を比較しているサイトもありますが、アフィリエイト・リンクがあるところだと、報酬が貰える証券会社を“よく見せるつくり”になっているかも。

楽天証券では、約定代金が2.22ドル以下だと0円なので、表記は「0円~」になりますが、まず そんな金額の取引はしないはず。
大抵は、「2.22ドル超 ~ 4,444.45ドル未満」の枠になり、「約定代金の0.495%」が手数料となるでしょう。
約定は、売買成立のことです。

なお、楽天証券では買付手数料が無料の海外ETFもあります。
ETFは、上場投資信託のこと。
株のように売買できる投資信託で、こちらも信託報酬がかかります。

詳しいことは検索すれば出てきますが、面倒な人は「株の詰め合わせセット」くらいに思っておいてください。
色んな株が少しずつ入っていて、その運用益が得られるものです。
ただ、詰め合わせセットを管理している人に報酬を払う必要があり、その分が自動的に引かれて残ったのが受け取る額になります。

詰め合わせ内容は、下記リンク先で見られます。

米国上場ETFへの投資を応援するため、2020年1月6日(月)現地約定分より、米国上場ETF9銘柄の買付手数料を完全無料化しました
引用元:買付手数料無料 海外ETF | 海外ETF | 外国株式・海外ETF | 楽天証券

気になる銘柄名をクリックすれば、その先で「組入上位銘柄」が確認できます。
例えば、S&P500に連動する「VOO」なら、「MICROSOFT」「APPLE」「AMAZON」「FACEBOOK」「ALPHABET」といった具合。
一言で言えば、「GAFAM」ですね。

自分の動揺具合を測る

株を購入すると、日々の値動きを追いたくなるでしょう。
値動きがあるのは平日の決まった時間帯なので、株式投資が好きな人の中には、土日を退屈に感じる人もいるくらいです。

その値動きに対し、どのくらい心が揺さぶられるかを知ることで、自分の精神状態をチェックできるかもしれません。
「だいぶ落ち着いた」と思っていても、わずかな値動きで動揺しまくりでは、“まだまだ”といった具合に……。
逆に、意外と大丈夫ということもあるでしょう。

もちろん、投資金額が大きすぎれば話は変わるので、失ってもダメージが少ない額での心理的変化が、この場合の対象となります。
なお、どんな額でも大きなダメージになる人は、手を出さないことが賢明。まずは、貯めてから……。

手を出すにしても、値動きが激しい銘柄と、そうでない銘柄では、揺さぶられ方も違います。
まずは、チャートを見て値動きが激しくなく、それでいて出来高が少なくない銘柄から始めるのが、いいかもしれません。
出来高は、成立した売買の数量を示すものなので、少ないと取引されていないことになります。取引されていないということは、売りたいときに買ってくれる人がおらず、手放せない可能性が高いという話です。

楽天証券の場合は、楽天ポイントを使った投資も可能なので、「eMAXIS Slim 米国株式」を500ポイント分だけ購入といった選択肢もあります。
値動きが上下したところで、元はポイントと思えば気持ち的には楽でしょう。
ここまで心理的ハードルが下がると、精神状態のチェックには ならないかもしれませんが……。

一方で、マイナスになってもプラスになっても、その数字に対する現実感が薄い人は、病気の度合い以前の問題でしょう。

※ 楽天証券の話が多いのは、個人的に使っているからであって、他意はありません。

株式投資に関する環境の変化

ここからは、前回の記事に「付け足したいこと」です。

私が初めて株を購入した頃に比べ、株に関する動画を投稿する人が増えました。
2020年3月の暴落後、新たに証券口座を開設した人も増えたそうなので、需要が一気に増したことも大きいでしょう。
海外でも、株取引アプリ「ロビンフッド」を活用する個人投資家が増えたとか……。

株に関する情報発信者が増えたことで、新たな銘柄を知る機会も増えましたし、他の人がどういう考えで銘柄を選定するのか、知りやすくなったと言えます。

また、「株探」「finviz」「世界の株価と日経平均先物」など、株式に関する有用な情報サイト、あるいはツールを知りやすくなった点も、株を始めやすい環境に繋がっている気がします。

今までだったら、いつ取材したのかもわからない雑誌のオススメ銘柄を参考にしたり、四季報とにらめっこしたりして、購入する銘柄を選定していた人も多いはず。
しかし、今は直近の決算を見るのも容易ですし、投資上級者の発言もリアルタイム。指標やチャートの見方も、掘り下げやすくなりました。

何より、通貨供給量が増えています。
給付金の支給をはじめ、様々な支援策によって通貨の量が増えました。
量が増えれば希少性は落ち、“今までと同じ価値”ではなくなるもの……。

とはいえ、世界的に供給量が増えているので、国内だけで増やした場合とは明らかに違いますし、他国が“増やし過ぎ”れば相対的に円が高くなる可能性もあるでしょう。

鉱石の「金」に変わらぬ価値があるなら、その値動きは通貨の上下でしかない。
金を買うのに以前より多くの通貨が要る状況になっていくのであれば、資産を現金のみにするリスクを感じざるをえません。

そういう観点で株の「最高値」を見ると、景気の変化ではなく、通貨価値の変化に思えてくるでしょう。

また、政策金利が下がれば株価が上がり、金利が上がれば株価が下がるなど、供給量以外にも着目したい点は幾つかあります。

投資スタイル

「日本人は、逆張りが好き」とよく聞きます。
相場の下落局面で買うスタイルですね。

「安く買って、高く売る」のは基本ですが、「落ちるナイフは掴むな」という言葉もあります。
現在進行形で下がっている銘柄に手を出すと、買値より下がって痛い目を見るから、ナイフが床に落ちた「底を打った状態」を確認してから手を出そうという話です。

底で掴んで天井で売れば最高ですが、なかなか そうはいかないもの。
なので、上がり始めたときに買い、下がり始めたら売る。
いわゆる「頭と尻尾はくれてやれ」というスタンスでいた方が、精神的に楽かもしれません。

また、下がり続けている株と上がり続けている株、どちらが上がりやすいかと言えば、それは上がり続けている株です。
上がるだけの材料があるから上がっているのであって、下がっている株には それがありません。
そのことを踏まえると、「高く買って、より高く売る」というパターンの方が、狙いやすいかも。

無論、「デッド・キャット・バウンス(死んだ猫でも、高いところから落とせば弾む)」と言われるように、下がり続ける株も一時的にリバウンドすることは少なくないです。
上がり続ける株も、上昇をやめて下降トレンドになったり、値動きが小さくなって横ばいになったりするので、購入のタイミングが大事。

そのタイミングを見極める手法として、テクニカル分析があります。
MACDがクロスしたところを狙う、ボリンジャーバンドで加熱具合を見定める、移動平均線を確認する、酒田五法でローソク足を……。

その究極は、カップ・ウィズ・ハンドルですかね。
詳しくは、下の書籍をご参考ください。

どの銘柄を買うべきかについては、ファンダメンタルズ分析系の動画を参考にするといいかもしれません。
売り上げが伸びているか、営業利益率は業界内で高い方か、自己資本比率は高いか、有利子負債倍率は高くないか、1株当たり利益は伸びているか……。
要は、手元に資金があって、儲かる商売をしているのか。
前年の同じ期間と比較して、伸びているのかを見るのです。

その見方を解説する動画を見れば、企業の捉え方も変わるかもしれません。
解説系の動画は、個人が投稿しているのもあれば、証券口座が用意したものもあるので、手広く見てみるいいでしょう。

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