「ラチェット式剪定ばさみ」の感想です。
購入理由
枝を切るために買いました。
カットできる枝の太さは約20mまでですが、小枝を手軽に切りたいだけなので、これで充分だと考えての購入です。
まぁ、それ以上の太さになったら、さすがにノコギリの類か、パワーギア式の大きいハサミを使わないと無理でしょう。
20mmほどの太さであっても、力の入れ方次第ではハサミが壊れるんじゃないかと、実際に使っていると思うくらいなので、個人的には太い枝にはノコギリを使いたいところ。
購入したのはノンブランド品で、価格は800円。
パッケージのどこにも日本語表記がないので、輸入品がそのまま売られているのでしょう。
販売者の情報を見ると地方に住む個人だったので、海外のサイトで買って送っているのかもしれません。
機能と感想
ロックがかかっている状態だと写真の通り。
持ち手付近にある黒い箇所をスライドさせることでロックしたり、ロックを外せたりするのですが、なかなかロックが外れなくて、このハサミは使えないじゃないかと思ったほど。
何とかロックを外した後、再びロックしようとしても、硬すぎて端までスライドできず、今は開いたままの状態でしまっています。
枝を切るという当初の目的は果たせているので、買って損したとは思いませんが、ロック機能が実質的に使えないのは、少し残念ですね。
商品名に入っている「ラチェット式」というのは、歯止めのこと。
動作を一方向に制限するものを指すようです。
剪定ばさみの場合は、歯が交差する箇所の近くにある仕組み「ラチェット機構」の存在を表している感じでしょうか。
枝を挟むとラチェット機構のギアが固定され、枝が切断されていくのに合わせてギアが変化し、常に切りやすい状態が続くので切断に必要な力が通常の半分以下で済む……といった具合の機能です。
実際、そんなに力を入れなくても枝を切れるので、楽に作業するなら必須の機能に思える一方、小枝くらいなら手で折れそうな気もしました。まぁ、手でやったら狙った箇所で折れませんが……。