購入経緯
このページから見る人にとっては「えっ?」かもしれませんが、うつ病は体の変化を伴うこともあります。
筋肉の硬直や肩こりも、珍しい話ではありません。私も、病気になってから肩こりが酷くなっています。
その症状を緩和する薬も処方されますが、それで解決しないこともありますし、薬には副作用があります。
何より、いろんな症状に対処しようと、薬漬けになったら危険です。
複数の薬を同時に服用していては、どんな副作用が起きてもおかしくない。体内で混ざり合って意図しない化学反応を起こす……なんてことも言われています。
それでも、飲まずに対処しない危険性の方が大きいから、同時に幾つもの薬が処方されるのかもしれません。
でも、できれば他の手段を講じたいところ。
ということで、家庭用マッサージ器の購入を考えました。
家には物理的に揉んでくれる機器もありますが、いかんせん古いので融通が利きません。
動きのパターンが一定ですし、強弱の選択幅も広くない上に、使える体の部位が限られます。
その点、低周波治療器であれば、使用箇所や強弱の幅は広いですし、刺激も「揉む」「押す」「さする」「叩く」から選べて、価格は3,000円台から。
安いので、駄目で元々みたいな気持ちで買いました。
使用方法と効果
粘着力のあるパッドを体に貼り付け、スイッチを押すだけでマッサージが始まります。
写真のオムロン低周波治療器エレパルスなら、強さのレベルは1~10段階まで調節可能。部位は「肩」「足裏」「ふくらはぎ」「腰」に合わせたモードがあります。
他にも細かな調整ができますが、電池が無くなりそうになると、強さの段階を上げないと弱すぎるかも。
パッド部分の粘着力を保つために、30回くらい使ったら水洗いするよう書かれています。
水洗いでパッドの粘着力が戻る回数が10回程度なので、300回は使用できる計算になります。
1,000円ちょっとしますが、パッドだけでも売っているので、水洗いが嫌な人は買い替えるのも手です。
まぁ、本体自体が高くないので、新しい機種にしてもいいでしょう。
その効果についてですが、個人的には最大まで強くしても「痛い」というレベルには、なりませんでした。部位によるのかもしれませんが、強さを10段階目にしても痛みは無く、強い刺激に筋肉が引っ張られる感じになります。
もちろん、適度な刺激にすれば、こりを和らげることが可能。
1年以上前に購入し、幾度となく使ってきたので粘着力は落ちましたが、今でも充分に使える状態です。
効果的な使い方
モードがありすぎて、どう使えば効果的なのか迷う人もいるでしょう。
その辺のことは、オムロンのサイトに書かれています。
これは本来の使い方ではありませんが、ダイエット器具として使っている人もいます。
腹筋を鍛えるEMSマシンも低周波なので、同じ用途で使えると思う人が多いのでしょう。
「SIXPAD(シックスパッド)」の公式サイトによれば、筋肉を効率的にトレーニングできる周波数は20Hz。オムロンから出ている「低周波治療器 HV-F125 エレパルス」は、約1~1,200Hzの幅広い周波数によるやさしい刺激とあるので、同じくらいの刺激を与えることが可能です。
ちなみに、「叩き」モードなら3~8Hz、「押し」モードなら40Hzとなっています。
逆に、低周波で筋肉がつくなら、よく低周波マッサージをしている人は、もっとムキムキでもいい気がします。つまりは、そういうことですね。
EMS機器もマッサージ器も、中周波や高周波を出すタイプもありますが、そちらの方が価格が高い傾向にあります。