アルインコのクロスバイク4417、型番で言うとAFB4417Xの感想になります。
購入経緯
室内で有酸素運動をしたいと思い、1万円ちょっとの予算で買えそうなものを探したところ、アルインコのクロスバイクに行き着きました。
「外に出て動けば……」とか、「フィットネスクラブの方が……」と思う人もいるでしょうが、近場にフィットネスクラブは無いですし、干渉が過ぎる地域に住んでいるので、外に出たら話し好きの隣人に捕まって、運動どころではありません。
私個人の置かれている状況というのもありますが、その辺は過去話で触れているので、気になる方はそちらを……。
まず、ルームランナーかエアロバイクで悩みましたが、使用時の音を考えてエアロバイクを選択。
次に、場所を取らない物がいいと思い、折り畳み式で幅や奥行きのないものを探しました。
「エアロバイク」と書きましたが、フィットネスバイク、エクササイズバイクなど、いろんな呼び名があったので、検索時に少し困ったのを覚えています。
エアロバイクは商標なので、コナミスポーツ&ライフの商品になるようです。
探した結果、12,800円で買えるアルインコのクロスバイクを選択。
この製品の使用制限は体重90kg以下、連続使用時間30分なので、90kg超えで長めのトレーニングをしたい人には薦められません。
使用後に、約1時間は機械を休ませる必要があります。
なので、長時間の利用を考えている人は、スピンバイクを購入した方がいいでしょう。
メモ
フィットネスバイクの負荷のかけ方には、ベルト式、マグネット式、電磁負荷式などの種類があって、その方式によって使用限界が異なります。ホイール部分に負荷を加えることで、ペダルの踏み込みを重くしている場合、摩擦による発熱によって使用時間が制限されてしまうからです。
感想
分解された状態で送られてくるので、組み立てる必要があります。
一人で組み立てて25分くらいかかりましたが、説明書には「軍手などを着用し、大人2人以上で組み立てる」とあるので、できれば誰かと一緒にやりましょう。
組み立て自体は、難しくありません。
本体部分にパーツを付けていく感じなので、ボルトを回している時間の方が長いかも。
小物ホルダーも付いてきますが、邪魔になるので私は外しています。
別売りでタブレットホルダーがあるので、何かを見ながら漕ぎたい人は要チェック。ハンドル部分が机になっているデスクトップバイクなんてのもありますが。
野外で自転車を漕ぐ場合、音楽を聴きながら、読書をしながらというのは事故のもと。
その点、室内用の器具なら読書の時間と運動を両立させることも可能です。
まして、自転車保険の加入を義務付ける自治体が増える今、運動の為だけに自転車を購入するのは割高な気もしますしね。
普段は折りたたんでしまっておき、使うときだけ出す予定でしたが、約14kgとはいえ軽くないですし、持ちにくいので置きっぱなしになりました。
状態を固定するためのロックピンを 抜き差しするのも面倒なので……。
テンションダイヤルを回すことで、ペダルの踏み込みの重さを変えられます。
8段階の負荷がかけられますが、6段階目より後は使いづらいです。踏み込みへの負荷が均一ではなく、特定の位置にペダルが来た時だけ、急に重くなるので漕ぎづらいという意味で。
最大の負荷をかけても、「重い!」と顔をしかめるレベルにはなりません。
そこそこの坂道を上るくらいの感覚です。
音は静かなので、マンションで使っても平気でしょう。
掃除機や洗濯機の方が、明らかにうるさいので。
連続使用時間があるので、1日1回30分の軽い運動になりがちですが、運動不足を解消したい程度なら、これでいいような気がします。
金銭的に余裕があって、環境的にも許されるなら、スピンバイクを買っていたかもしれませんが……。
ちなみに、悪臭という感じの匂いではないですが、独特な匂いがしますね。
表示メーターの機能としては、運動経過時間、速度、距離、カロリーの表示機能がありますが、個人的には気にならないというか、あまり参考にしていません。
表示メーター部分には、単3乾電池を使用します。
注意事項
先に書いた通り、使用制限は体重90kg以下で、連続使用時間30分。
使用後に、約1時間は機械を休ませることになります。
床面を傷つける恐れがあるので、使用する際には保護マットを敷いてください。
専用マットは、「アルインコ エクササイズフロアマット」で検索すると出てきます。
使用時は裸足・靴下・ストッキングではなく、運動靴を履くようにとあります。
座るところが硬めなので、クッションもあった方がいいかも。
取り付け時の注意点として、左ペダルは左まわし(逆ネジ)で、右ペダルは右まわし。フロントレッグはサイドキャップが丸、リアレッグは12角形というのもありますが、「後」というシールが貼られているので、間違えることはないでしょう。
あとは、運動前後のウォームアップとクールダウンですかね。
説明書には、ストレッチの例が載っています。
「競輪選手 腰痛」で検索するとわかりますが、姿勢的なデメリットもあるので、何事も ほどほどに……。