うつ病になったら、アフィリエイトで収入を

うつアフィ

うつ病の話

うつ病で仕事を辞めた話

更新日:

うつ症状から身体表現性障害へ

処方された薬

 

「初期のうつ」と言われたことを報告したところで、会社での状況は変わりません。

「通院しながら、頑張っていくように」と言われて終わり。

配慮するような話もありましたが、特に何かされた記憶はありません。

処方された薬を飲みながら、仕事を続けていくことになります。

薬の副作用

薬の作用なのか、前より考えないようになりました。吐き気も収まりましたが、強い眠気に悩まされることが増えます。

さすがに、この眠気はマズいと思い、薬のことを調べたところ、デメリットの多さを知って愕然。

そもそも、日本では複数の薬を同時に飲みすぎであり、それでは どんな副作用が起こるのか、わからないといった指摘も見受けられました。
複数の薬を同時に飲む危険性より、飲まずに対処しない危険性の方が大きい。そんな話も耳にします。

そんな飲み方に関する問題に加え、抗不安薬をはじめとした心療内科で処方される薬には、知ったら具合が悪くなりそうな話が山のようにありました。

特に目を引いたのは、俗に「シャンビリ」と呼ばれるもの。

薬をやめる際に起こる離脱症状を指す言葉です。

例えば、今までAという物質が薬によって体に入ってきていたとします。ところが、薬をやめることでAが入ってこなくなり、体が混乱してしまうようなこと。

幸いにも、パキシルを処方されなくなった私に、離脱症状は現れませんでした。

ただ、通い続けるにつれ、クリニックへの疑念は深まっていきました。

怪しいクリニック

見た目が怪しいクリニックであっても、きちんと診察してもらえるのであれば、何も問題はありません。

しかし、そこの院長は短い診察で薬を処方し、患者にカウンセリング・ビジネスをもちかけるような人でした。

カウンセリング

カウンセリングで儲けられるから、私の講義を聞いて授業料を払えというものです。

そんな院長でも支持している人もいるらしく、ネット上では「好きな薬をくれるから好き」という書き込みがありました。
一方で、「1分診療で薬漬け」といった感じの意見も目立ちます。

さすがに、他のクリニックで診てもらおうと思い、近くの心療内科に行ったら断られました。

理由は、複数箇所での診療は、原則的に認められていないから。
受ける場合は、主治医の診療情報提供書が必要なんだとか。

ここで違うことを言われていたら、もしくは他のところに行っていたら、今後の展開は変わったかもしれません。

怪しい医師だと思いながらも通い続け、仕事では小さなチームのリーダーになりました。
他に人がいなかったのです。

うつ病だとわかっている人間を責任者にする辺りに、会社の状態の悪さが想像できることでしょう。

この頃になると、「初期のうつ症状」という診断から、「身体表現性障害」というものに変わっていました。

処方される薬も変わっていましたが、私の願いは一日でも早く薬をやめることでした。しかし、症状があるうちは薬も減らない。

症状が改善されない原因は何か。それはストレス。

ストレスの原因は何か。それは仕事。

だから、辞めるという結論に再び至ります。

生活をするために仕事をしているのに、仕事によって日々の生活に支障が出ている。

考えようによっては、おかしな話です。

仕事は他にもあるのに、あの会社で働き続ける。そのメリットは多くありません。

私は会社を辞め、病気を治し、再スタートすることにします。

病んだままの状態で、だましだまし働き続けるのは、何か違うような気がしていたのです。

 

退職と転院

自分の都合で辞めるのだから、自己都合退職。

そうしたことに、今思うと色んな感情が湧き起こります。会社側からしたら、休職して居続けられるより、辞めてもらった方が断然いいというのが、本音かもしれません。

社内には、自分と同じように「うつ」になり、休職している人がいたので、自分もそうしておけばと思うところがあります。

休職して治すという選択肢もあった。
労災申請という選択肢もあったでしょう。

しかし、自己都合で辞めたら、何もなかったかのようです。
何かを申請するにしても、あの怪しい医師が絡むとなると、踏み出す気になれない。それが大きかったように思います。
もう、あのクリニックはないそうなので、名前を出して注意を促すことは しませんが……。

退職後の生活

仕事を辞めてからは、経済的な不安があるものの、気持ちは随分と楽になりました。

薬の量も徐々に減らしていき、2ヶ月ほどで何も飲まなくなります。あのクリニックにも行かなくなり、すっかり治ったつもりでいました。

ただ、妙な違和感がありました。

喉に何も詰まっていないのに、何か詰まっているような感覚が、ずっと続いていたのです。
それは薬を減らした頃から起こり始めた症状でした。

「変だな」くらいには思っていましたが、そのうち収まるだろうと思い、特に何もしませんでした。
この違和感が強まったのは、ある会社の面接が迫った日のこと。

喉の詰まり具合が酷くなり、苦しさに屈み込みました。
この日から、寝ても1時間以内に起きることが多くなっていきます。体全体がこわばってしまい、普段取らない姿勢になるだけで筋肉痛になりました。

まともに体を動かせなくなり、私は面接を辞退することにしました。

心の病は『精神的な症状だけ』という認識の人もいますが、実際には体の症状も伴います。
私の場合、先の症状に加え、耳鳴りに似た鼓膜の張り、肩の凝り、腰の痛みなどもありました。
そのうち、舌が浮いたような状態になり、気が付けば口の中に唾液が溜まっていることが増えていきます。

自分の体に起こっていることが、理解できませんでした。

いつか治ると思っていましたが、一週間経っても症状は悪化していく一方。
せっかく通院しなくて済むようになったので、また行くのは嫌で仕方ありませんでしたが、再び心療内科で診てもらうことにします。

ただ、あのクリニックではなく、他のところにしました。
診療情報提供書が云々と言われたこともありましたが、そこでは無いなら仕方がないみたいな感じだったと思います。

-うつ病の話
-

Copyright© うつアフィ , 2024 All Rights Reserved.