シロカのドリップ式コーヒーメーカー SCM-401 の感想です。
前に書いたコーヒーミルと同時期に買っているので、使い始めてから3年以上が経過し、あと数ヵ月で4年目突入。
初めて買うコーヒーメーカーだったので、まずは安いのからと選んだのですが、思いのほか長い間 使うことになりました。
シロカ ドリップ式コーヒーメーカー SCM-401
このコーヒーメーカーを選んだのは、単純に安いからです。
購入当時は2,000円台、今なら1,000円台で売っていますし、操作も簡単なので気軽に買えます。
製造元のシロカ株式会社は、東京都千代田区神田神保町に本社がある2000年創業の会社です。
主な事業は、自社ブランド製品の企画・開発・卸、PB製品の企画・開発・卸、輸入総代理店業務。
家電・寝具・雑貨・食品などを扱っていますが、個人的には家電メーカーです。
他に、コンベクションオーブンを持っていたので。
オーブンにも言えますが、シンプルなデザインと機能という印象があるメーカーです。
このコーヒーメーカーも、ボタンは電源しかないですしね。
使い方
使い方
1. ふたを開ける
2. フィルターに、コーヒーの粉を入れる
3. シャワーヘッドを粉の上に移動
4. 給水タンクに、水を入れる
5. ふたを閉じる
6. コーヒーサーバを保温プレートにセット
7. 電源スイッチをオンにする
これで、コーヒーが淹れられます。
シャワーヘッドは、下の画像で動いている箇所。
給水タンクに水を入れるときは手前のフィルター側に、フィルターに粉を入れるときは奥の給水タンク側にずらします。
このシャワーヘッドから、お湯が出る仕組みになっているので、ずらし忘れると給水タンクにお湯が落ち、管の中を循環することに……。
何度か、お湯を循環させたことがありますが、壊れてはいません。粉にした豆が、蒸気で蒸されたくらいです。
もちろん、コーヒーは一向にできませんが……。
お手入れ
使用後は、パーツを分解して洗うことになります。
まずは、フィルターとフィルターケース。
付属のメッシュフィルターではなく、使い捨てのペーパーフィルターも使えますが、ここではメッシュフィルターを使う前提で書いていきます。
メッシュフィルターには、使用済みのコーヒーの粉が残っているので、それを取り除きます。
使用済みの豆を見ると、もう一度くらいは出そうな気がしますが、ほとんど出ないと思った方がいいでしょう。試したことがありますが、かなり薄いものができました。
メッシュフィルターは普通に洗えますが、一度でも使うと色が付き、二度と取れないと思った方がいいでしょう。
ちなみに、写真のメッシュフィルターは買い直しています。
次に、フィルターケースですが、こちらも普通に中性洗剤を使って洗います。
ケースの底を見ると、しずく漏れ防止弁が付いているのがわかるでしょう。
これがあるおかげで、パーツを取り外したら、漏れ出なくなっています。なので、運ぶ際に あまり雫を気にしなくて済みます。
※ この弁が押された状態だと、コーヒーが滴り落ちる仕様です。コーヒーサーバーの上にセットすると、押される形になります。
雫が滴り落ちるように、コーヒーサーバーのふたには、真ん中に穴が開いています。
このガラス容器のコーヒーサーバーも、ふたを外して洗います。
そのときに注意したいのが、ふたをサーバー内に入れないこと。すっぽりと、はまってしまうことがあるので……。
あと、本体のふたに付いた蒸気を拭くのも忘れずに。
こうして書くと、お手入れする箇所が多いので、「使うたびに、これをやるのか」と面倒に感じることでしょう。
面倒じゃないとは言いませんが、慣れればルーティンとして、普通にこなしますし、それに見合う味が待っています。インスタントに比べて、になりますが。
感想
1杯約3gの計量スプーンも付いていますが、小さいので何度も豆を運ぶことになるでしょう。
マグカップ1杯分のコーヒーの粉の量を15gとすると、5杯分という計算になるので……。
メジャーカップは、コーヒー豆を買った際に付いてくることもあるので、わざわざ買わなくても手に入れられるでしょう。
フィルターを買い替えたことに触れましたが、今なら本体ごと買った方が安上がりです。
コーヒーサーバーを含め、新しいのが同じくらいの額で手に入るので……。
いや、むしろフィルターとサーバーを買い替えるなら、本体を買った方が安いです。
※ これらのパーツは、SCM-401/402/403用なので、他でも使えます。
だいぶ前の機種になると思うので、新しい物を求める人にはオススメできませんが、最低限の機能でいいなら、抜群にコスパが良い商品ではないでしょうか。