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頻尿対策のアレコレ|体操・ローラー・漢方など

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頻尿の原因は幾つかあると思いますが、当ページで扱っているのは心因性のものです。
いわゆる原因が精神的・心理的なものなので、身体的要因のある頻尿症や排尿困難のことは書いていません。
そちらに関しては、泌尿器科を受診されるのがベストです。

原因がわからない場合は、まずは身体的要因を探ってから、心因性の原因に目を向けてもいいでしょう。

頻尿とは

日本泌尿器科学会によれば、朝起きてから就寝までの排尿回数が8回を超えると、頻尿と言っていいようです。ただ、回数は人によって様々ですので、8回以下でも「多い」と感じているなら、頻尿と言って差し支えないとか。
頻尿のチェックリストとして、過活動膀胱診療ガイドラインの内容を使用していることもあります。
頻尿の主な原因は、過活動膀胱、残尿、多尿、尿路感染・炎症、腫瘍、心因性など。
過活動膀胱は、膀胱が自分の意思とは関係なく勝手に収縮する病気で、他の病気や加齢、前立腺肥大症などによって引き起こされます。
残尿は、収縮がうまくいかずに膀胱内に尿が残ってしまうこと。多尿は尿量が多いこと。心因性は膀胱や尿道に異変がないものの、トイレが気になって行く回数が増えること。寝た後は気にしないので、夜間の頻尿はないことが多いそうです。

うつと頻尿

うつ病は、身体的な症状も伴います。
睡眠障害、食欲の減退、疲労感や倦怠感、動悸、息苦しさ、口が渇く、胃の不快感、腹部膨満感、便秘など様々です。
これらの中には、自律神経の乱れが原因と言われているものもあり、頻尿も そのひとつに数えられています。

また、うつ病になった後に処方される薬の中には、副作用の欄に「口渇(こうかつ)」と書かれているものがあります。
これは口の中や喉が乾いて、水分を欲しがる状態のことで、多尿症や脱水症を伴うことも少なくありません。
薬の副作用で多尿になり、頻尿なのだとしたら、対処法は異なってくるでしょう。

個人的な経験談

私自身、トイレが近いと感じていますが、うまく対処しているとは言い難いです。
ただ、よくよく考えてみると、頻尿になった原因が幾つか思い当たります。

まず、「今、ここ」に集中していないこと。
トイレに行って用を足していても、次にやるべき他のことや、考えても仕方がない心配事を考えてしまい、尿を出すことに集中していません。結果、残尿感があったりします。

次に、無駄に急いでしまっていること。
これは仕事をしていたときについたクセですが、忙しい日々を送っていると、何でも短時間で済ませようとしてしまいます。
そのおかげで、ゆっくり食べることも、リラックスして用を足すことも忘れがち。
何でも早く済ませようとするので、自分の体内の状態よりも時間を気にしてしまうのです。
なので、「何も焦る必要はない」と心を落ち着かせ、用を足すことだけを考えると、先のような残尿感は軽減するように思えます。

一方で、コーヒーを飲む習慣があるので、それで利尿が促進されていることもあるでしょう。
コーヒーに含まれるカフェインが原因ですが、同じことはアルコールにも言えます。
頻尿に悩むなら、利尿作用があるものを避けるべきかもしれませんが、それでもコーヒーを飲むのは、飲んだ方が便通が良くなるからです。個人的な話なので、他の人の効果を保証するものではありません。

最初に挙げた2つの原因により、尿を我慢できる限界量の認識が、おかしくなっている可能性があると思っています。
よく子供が漏らすのは、我慢できないレベルになって初めて、尿意を感じ取れるからです。
「トイレ、行かなくて大丈夫?」と訊いて「平気」と言ったのに、すぐ後で「トイレ」と言い出すのは、尿意を感じ取れる尿量が違うから。

逆に、頻繁にトイレに行ってしまうことで、我慢できる限界量を低く認識してしまい、すぐに尿意を感じてトイレに駆け込む人もいます。これも頻尿の原因のひとつ。

個人的には、この限界量の認識に関しては、少し我慢する膀胱トレーニングと、体操によって改善できる気がしています。
もちろん、誰にでも勧められる方法ではありません。

体操

NHKの『ガッテン!』で、お尻体操が紹介されたことがあります。
詳細は「快尿!おしっこトラブル 全部解決の5秒ワザ」のページをご覧ください。

端的に言えば、お尻にギューッと力を入れるのを繰り返す体操です。
5秒間お尻の穴を締めた後、ゆっくりと緩めるのを1日20回。座りながら、つま先立ち、寝ながらお尻を上げてといったポーズ行います。4週間ほどで効果が現れるようです。
この体操は、膀胱が血流不足で硬くなるのを解消し、頻尿・残尿・尿漏れを改善するものです。

他に、“こまめなトイレ”のことも書いていて、先の体操が我慢する際に有用だとあります。

膀胱が硬くなるとダメな理由

膀胱は腎臓で作られる尿を溜めておく臓器です。膀胱の周りには排尿筋という筋肉があって、普段は溜めやすいよう緩んでいます。これが硬くなると、充分に溜められないわけです。
それほど尿が溜まっていないのに、排尿筋が収縮して尿意を催すのを過活動膀胱と言います。投薬による治療も可能ですが、便秘や口の渇きといった副作用が報告されています。
なお、尿は尿道を通った後に出てきますが、この尿道を囲んでいるのは、尿道括約筋になります。

会陰ローラー

骨盤底ローラー「ソマプレーン」の話です。
東洋レヂン株式会社が開発・販売している排尿抑制を目的とした器具になります。


使用方法は、棒の先にある直径17mmのローラーを会陰に当て、横方向に軽く10回ゆっくりと転がすだけ。
会陰というのは、お尻の穴の手前にあるツボのこと。ここへの刺激が仙髄(中枢神経系の脊髄)に伝わることで、膀胱周りの筋肉の自律神経に働きかけます。
端的に言えば、過剰に伝えられている尿意の指令を遮断し、過活動膀胱の改善に繋げるというもの。

とはいえ、会陰を強く刺激した場合は逆効果になります。それは指でさする場合も同じこと。
NHKの『東洋医学ホントのチカラ』にて、ローラーの代わりに指を使っても効果があると説明されていましたが、強い刺激は逆効果であると釘を刺しています。

ちなみに、ソマプレーンはエラストマーという弾力ゴムでできています。
購入したい場合は、開発元である東洋レヂンが楽天市場で運営している「SOMAstore」に行くのがベターでしょう。

漢方

頻尿や尿漏れの治療で用いることが多い漢方薬には、八味地黄丸、牛車腎気丸、猪苓湯、清心連子飲、小建中湯があります。
※ 清心連子飲の「れん」の漢字が出ないので「連」にしています。


過活動膀胱に対する牛車腎気丸の研究も行われているようなので、頻尿や尿漏れに使う抗コリン薬が使えない方は、検討してみるのもいいかもしれません。
その際は、医師に相談のうえでお願いします。頻尿の原因によって、処方されるものが違いますし、体力状況にもよるので。

漢方薬に関する詳細は、ツムラの「頻尿・尿漏れ」のページをご覧ください。

まとめ

頻尿の原因は幾つもあるので、「これをすればOK」みたいなことは言えません。

でも、私のように神経質さが頻尿に繋がっているのであれば、まずは お尻の体操から行うのもいいでしょう。
そして、用をするときは気持ちを落ち着け、膀胱周りの筋肉に意識を向け、他のことは考えない。あとは、できるだけ体を冷やさないようにする。

尿絡みのトラウマがあったり、「前もってトイレ」が習慣化されていると、トイレのことが優先順位として上位に来ます。
だからといって、必要以上に尿意を感じようとせずに、少し我慢してみることも大事かも。
他のことに夢中になって、トイレのことを忘れてみるのも一興。人間、何かに夢中になると、他のことは気にしなくなるものなので……。

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