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「atGPジョブトレ うつ症状コース(旧:シゴトライ)」の評判|秋葉原と大阪にある就労移行支援事業所

更新日:

うつ症状専門の就労支援サービスがあると知り、調べてみました。

注意ポイント

2021年5月に、atGPのうつ症状専門の就労移行支援サービス「シゴトライ」の名称は「atGPジョブトレうつ症状コース」に変更となりました。
このページは、名称変更前に書いています。

シゴトライとは

シゴトライは、東京と大阪にある就労移行支援事業所です。
平たく言えば、うつ症状がある人向けの就活サポートをしているところ。

「働きたいけど、病気のことが不安」「通勤の練習がしたい」という人をはじめ、「病気に理解のある職場」を求めている人向け就労支援サービスです。

利用費用は、収入の状況によって無料の場合と、そうでない場合があるようですが、利用者の9割以上は無料で利用しています。
おそらくは、住民税が非課税の人が無料なのでしょう。
その根拠は、厚生労働省の障害福祉サービス等の「障害者の利用者負担」にあります。詳細はリンク先にて。

東京にあるのは、シゴトライ秋葉原(旧名:シゴトライ台東)。
場所は、東京都千代田区神田松永町。

大阪にあるのは、シゴトライ大阪。
場所は、大阪府大阪市北区梅田。

どちらかに通所することになるので、通えない範囲にお住いの人は、残念ながら対象外になります。

交通費は出ませんので、通えるけど厳しい人もいるでしょう。
ただ、住んでいる自治体によっては、補助が出ることも。

支給金額は、1ヶ月5,000円を限度額として、その利用区間の1ヶ月の定期乗車券購入に要する額の半額とする。(ただし、3ヶ月定期または6ヶ月定期を購入している場合には、その金額を月数で除した額(小数点以下切捨て)の半額とする。)
引用:大阪市:障がい者訓練等通所交通費支給要綱

上記は、大阪市の例になります。

対象となるのは、以下の条件に当てはまる人です。

ポイント

1.大阪市内に居住している人
2.自立訓練事業、就労移行支援事業、就労継続支援B型事業を利用している
3.公共交通機関を利用しないと通所が困難
4.所得条件を満たしている

所得条件に関しては、引用元でご確認ください。

シゴトライの利用期間は、最長で原則2年間。
もちろん、就職が決まれば卒業です。

通所時間は、10:00~16:00で、服装はスーツかビジネスカジュアル。

就労移行支援について

「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」によれば、以下の通り。

「就労移行支援」とは、就労を希望する障害者につき、厚生労働省令で定める期間にわたり、生産活動その他の活動の機会の提供を通じて、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練その他の厚生労働省令で定める便宜を供与すること
引用元:e-Gov法令検索

「就労」で「支援」と聞くと、作業所を連想する人も少なくないでしょう。
作業所は、「就労継続支援A型・B型」なので「就労移行支援」とは違います。

作業所は働く場所で、少ないですが工賃があります。
就労移行支援事業所は、就職に向けてスキルアップする場所です。

「就労継続支援A型・B型」や「障害者雇用促進法」については、下記リンク先で説明しています。
「なぜ、企業が障がい者を雇用するのか」と思う人の疑問にも答えられるかも。
また、いわゆる“障がい者雇用の水増し”問題にも少し触れています。

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シゴトライ利用の流れ

利用までのステップ

1.問い合わせをして見学予約
2.見学
3.体験通所
4.医師意見書の提出/受給者証の申請・発行
5.利用開始

まずは、シゴトライを見学して、通所するかどうかを決めます。
最初のステップは、継続しての通所なので、「通い続けられるか不安」という心配は不要。

そのあと、スキルアップ研修、就職サポート、就職・職場定着サポートと続きます。

入社実績としては、株式会社ディー・エヌ・エー、株式会社 マイナビ、農林水産省、株式会社日立建設設計、株式会社日立製作所、株式会社日立ビルシステム、丸紅オフィスサポート株式会社、三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社など。

就職した利用者の年齢層としては、30代が75%、40代が14%、20代が11%で、大半が事務職に就いています。

サポートと研修

就職サポートの内容は、キャリアカウンセリング、応募書類の添削、面接対策、SPI対策など。

他に、精神障がい者の採用に積極的な企業の求人情報の提供、企業実習があります。
入社後のサポートもあるので、入った後の不安が軽減されるかも。

研修としては、ストレスとの向き合い方として、ストレスマネジメント研修があります。
同じような悩みを抱えた人が集まってくるでしょうから、自分と似た境遇の人と知り合うこともあるでしょう。
逆に、同じ病気の人を避けたい人には、オススメできません。

他には、パソコンやビジネスマナーの研修があります。

運営会社

シゴトライを運営しているのは、株式会社ゼネラルパートナーズです。
2003年設立の東京都中央区に本社がある会社で、主な事業は障がい者の総合就職・転職サービス。

業界初の障がい者転職サイト「アットジーピー【atGP】」をはじめ、発達障がい専門の就労支援サービス「リンクビー」、聴覚障がい専門の支援サービス「いそひと」、統合失調症専門の就労支援サービス「リドアーズ(ReDoors)」、難病専門の就労支援「ベネファイ」も運営しています。

障がい者の就職支援実績No.1ならではの企業ネットワークがあります。

シゴトライの評判

インターネット上で評判を調べると幾つかのサイトが出てきますが、そこで書かれているのは、公式サイトにある「就職成功者の声」ページの引用が大半。
なので、公式サイトに行って、直接見るのが早いでしょう。

【atGPジョブトレ うつ症状コース】の公式サイトへ移動

それ以外の口コミで見かけたのは、「2ch」「5ch」といった匿名掲示板で書かれたものくらいでした。

その中でも印象的だったのは、元通所者を名乗る人物による謝罪文です。
通っていたところを対象とした嫌がらせを、匿名掲示板で行っていたとありました。

この謝罪文を読んで思ったのは、病気によって被害妄想が強くなり、あれこれ書いた後に症状が和らぎ、冷静になって後悔したのではないか……ということ。
これは単なる憶測ですが、そういう人を病院で見かけたことがあるので、その可能性を考えてしまいました。

そもそもの話になりますが、匿名の書き込みは どんな人が書いているのか不明なので、参考にする場合は注意が必要です。
書いた本人を知っていれば、信じなかったようなことでも、文字だけだと信じてしまいそうになるのが怖いところ。

実際に会って話していれば、「この人、ちょっと変だな」と思える相手であっても、文字だけでは判断しづらいので……。


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