東急スポーツオアシス「バランスボール」の感想です。
購入理由
和歌山県田辺市で、職員が事務作業で座る椅子の代わりに、空気が入った「バランスボール」を導入したというニュースを見て、自分も試してみようかと買いました。
そのニュース同様、目的は腰痛対策です。
理屈としては、バランスボールの上は不安定なので、自然とバランスを取って姿勢を変えることから、それが同じ姿勢が続くことで起こる腰痛に効果があるといったところ。
とはいえ、不安定過ぎても作業に支障をきたすので、固定リング付きのものを購入。
商品は膨らませる前の状態で届き、ボールとリングのほかに、ハンドポンプとノズル、栓抜き、栓、取扱説明書が入っていました。
使う準備
写真は、袋から出したボールとリングです。
空気を入れやすいように、広げる必要があります。
この後、ハンドポンプにノズルを取り付けます。
下の写真で、黒いポンプの先にある白い箇所がノズル。
ボールやリングの栓を外し、そこにハンドポンプのノズルを差し込み、空気を入れていきます。
空気入れは結構な時間がかかる作業になるので、余裕がある時にゆっくりやった方がいいでしょう。
なお、一度に最大直径まで膨らみません。そう取扱説明書に書いています。
1時間おきに5回くらいの頻度での空気入れが推奨されていますが、そこまで厳密に間隔をあけることもないでしょう。
ただ、座るたびにプシューという音はするので、日々少しずつ空気を追加した方が無難かも。
空気を入れたら、栓をします。
写真のボールは空気が入り切っていない状態ですが、休み休みじゃないと入れるのも大変なので、何度か栓をして休憩しました。
折り畳まれていたときのシワは、大きく膨らませたあとも残りますが、徐々に気にならなくなっていきます。
栓は、スペアが用意されています。
この栓を抜くために、専用の栓抜きが付いてきますが、手で抜けるので使っていません。
椅子として使ってみた感想
上の写真は、膨らませた当日のもの。
日が経つごとに、折り畳まれていたときのシワが薄くなり、前の日より空気が入るようになっていくので、空気を入れ続ければ写真よりキレイな球体になります。
使ってみた感想としては、私は椅子として使える派だといったところ。
確かに不安定ですが、固定リングがあれば転がらないですし、足をしっかり床につけることで重心は安定します。
逆に、床に足をつけたくない人にとっては、不向きな商品になるかも……。
足で支えられない分、机に触れる手で体を支えるしかないので、肩に力が入って肩凝りになる可能性もあるでしょう。
また、バランスを取る方に神経が行くので、どうしても作業に対する集中力は下がりがち。
単調な作業なら大きな影響はないでしょうが、神経を張り詰めて行う作業だと、その僅かな集中力の低下が成果に影響するかも。
あとは、高さの問題ですね。
購入したのは最大直径65cmなので、座って5cmほど凹むとしたら、60cmの高さの椅子ということになります。
これが机に対して合っているかどうか……。
高さ調節ができないという難点があるので、机次第で評価が変わるかもしれません。
ちなみに、耐荷重は300kg。
材質は塩化ビニールで、取扱説明書には開封直後はゴムの匂いが云々とありますが、個人的には気になりませんでした。
色は、シェルピンク、シルバー、ネイビー、パールホワイト、ブラック、モスグリーンなどがあり、購入したのはアイスブルーになります。