「アビリティゲート」の評判｜リクルートスタッフィングの人材紹介

アビリティゲートについて、少し調べてみました。

アビリティゲートとは

アビリティゲートは、株式会社リクルートスタッフィングが展開する障害者向けの人材紹介＆派遣サービスです。

リクルートスタッフィングは、東京都中央区に本社がある1987年設立の会社。
2019年4月の雇用実績を見ると、障害者99名のうち身体障害11名、精神障害88名と、精神障害の割合が高いです。

ほかに、リクルートスタッフィングの特例子会社であるリクルートスタッフィングクラフツ、リクルートオフィスサポートでの就業実績もあります。

特例子会社については、下記リンク先で解説しています。

サービスエリアは、東京・神奈川・埼玉・千葉。

リクルート系なので、リクナビのサイトからリンクが張られています。
同じ障害者向けサイトとしては、アットジーピーのリンクもありますが、こちらの運営は株式会社ゼネラルパートナーズ。

特徴

障害者向けの就職サポートは他にもあり、そのうち幾つかは前に調べてまとめました。
それが前項にある「就労移行支援のまとめ｜事業所による違い」です。

それを踏まえたうえで、アビリティゲートの特徴を考えると、体験談になるでしょうか。

⇒「うつ病」就職体験記

こういった体験談は匿名、もしくは仮名が多いですが、上記の体験記は実名です。
書き手の名前で検索すれば、その人の著作も出てきますし、企業名もわかります。
アビリティスタッフィングを利用した話ではないですが、同じ病気の人には参考になる点もあるでしょう。
上記に限らず、体験記には「アビスタポイント」というスタッフ側のポイントが書かれているので、「どうすべきか」の指針になるかもしれません。

ここでいう「どうすべきか」は、病状を鑑みると「どうなのか」です。
多くの人を見てきたスタッフが、「こういうケースでは焦って再発を招きやすい」といった指摘をしているので、同じ状況にある人は読んで冷静になれるかも。
逆に、自分の体験を追体験する気分になり、読んでいて辛くなる人もいるでしょう。

個人的な話

アビリティゲートでは、毎月開催している登録説明会があります。
もう何年も前の話になりますが、これに参加しようと予約を入れ、数日後にキャンセルしました。
病状が悪化したからです。
登録説明会は2時間の予定でしたが、とても2時間もいられない。そんな状態でした。

ちなみに、登録説明会の入場は5分前まで。
時間を過ぎての途中入室はダメで、登録に際して写真を1枚撮ることになっています。
参加したからといって、「必ず登録しなければならない」というわけではないようです。
あくまで、サービス説明を聞く会。

参加日時は、第一希望と第二希望を書いて、席が空いていた方になった気がします。
会場は銀座でした。
確か、当時は対象が精神障害のみだったはず。

登録後の流れ

登録後は、仕事探し、選考、内定、入社という流れを目指すことになるでしょう。
普通の就職と違うのは、サポート体制があること。

まず、アビリティスタッフィングの営業が、企業の人事担当と話し合いをしていて、色々と詰めていること。
次に、障害者雇用枠での就職になりますが、この枠特有の面接質問があるので、そのポイント講座が受けられること。
最後に、入社後もアビリティスタッフィングの精神保健福祉士といった専門家に、話を聞いてもらえること。

求人は事務職がメインで、実績を見ると79％が事務系。
続いて、システム系、軽作業、接客と続きます。
雇用形態は76％が契約社員。アルバイトが15％、正社員が9％。
エリアは東京都が88％と、都内の事務職が大半となっています。

アビリティゲートの評判

Ｑ＆Ａサイトでは、「登録しても、仕事を紹介してもらえなかった」という意見が幾つかありました。
一方で、最初の面談で就業可能か判断されるので、そこで無理だと思われれば紹介はないという意見も。

前項でも書きましたが、求人は事務職がメインなので、そっち方面での就業経験の有無もあるでしょう。
事務職以外の障害者向け求人を探す人は、他のサービスも利用した方がいいのかもしれません。
下記リンク先は、障害者向け就職・転職サイトのまとめです。